ミトミの WHOSE SOME はネイティブの心に存在するか?

みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はネイティブの心に存在してるだろう、あれ?してないかな?どっちだ?と思うケースを、通常ではありえない丁寧な順序を踏んでお伝えしていきます。通常の参考書ではありえない、ワーグナーミトミだけができるミトミテイスト満載の英文分析エピソード、スタートです。

何があろうと淡々と英語学習するサトル君です。

おや、何かに出くわしましたね。

「文に誤りがあれば直せ」

という問題のようです。

お、サトル君、いいですね。日本語に訳してどうのこうの、をする気がいっさいないです。英語学習は日本語に訳してああだこうだする学習ではありません。ネイティブの心の中で、英語だけでどう文が発生するのか?を知り、自らのものにしていく学習です。

まずは王関係の確認です。

like           王権停止の技がかかってない  王

are            whose により王権停止     カス

という王関係です。王関係こそ英語学習のスタートです。

サトル君、見事です。正解です。王ひとりのネイティブOK文です。誤りなんかありません。

ただちょいと検証してみましょう。

whose を変身前の their に戻しました。そのため王権停止力が喪失、王がふたりになりました。

ひとつの国に王ふたりでは国が崩壊するので、合体する前のふたつの文に戻しました。これが合体前のふたつの文でした。

the houses と their

が同じ物体だったのですな。

あら、すぐ次の問題が出てきました。これも誤りがあれば直せ、という問題です。

サトル君、ほんとに英語学習でとても大事なことが身についています。日本語に訳してガタガタ言わない、です。

速い!サトル君の英語脳の発育はかなりのものになってきています。ワーグナーミトミワールド今回はエピソード207ですが、ほんとにうれしい成長ぶりです。

では検証してみましょう。

like          王権停止技がかかっていない  王

are          whose により王権停止      カス

という王関係です。最初の文と同じ王関係です。OK文です。

whose を変身前の their に戻しました。王権停止力が喪失したので、 are が王になりました。王ふたりのダメ文です。

国が崩壊する前に、合体前のふたつの文に戻しました。

blue というあってもなくてもいい形容詞というザコ

が加わっていただけでした。まったく政権に関係のないザコだったので、like王 の政権に影響ありませんでした。これも誤りなしです。

おおっと、すかさず3問目の登場です。これも誤りがあれば直せ、です。今度は some が入っています。

ブレることまるでなし!のサトル君です。

like       王権停止の技がかかっていない  王

are        whose による王権停止       カス

という王関係です。OKです。whose を変身前の姿に戻します。

お、サトル君、their some のところに関心を寄せてます。重大なことに気がついたようです。

おおっと、サトル君、

their some なんて

my some   his some   the some などと同じでこれまで見たことなし!に気がつきました!そうです、ネイティブの心には

their some なんて浮かびません。my などのいわゆる所有格や the などの冠詞と、some は続けてネイティブの心に浮かびません

their some 自体がネイティブの心に存在しないので、their が変身した whose some なんてネイティブの心に浮かぶわけがありません。これはダメです。サトル君、正解です。もうこれで十分です。ただ some がからんでくると、ネイティブの心にはどんなパターンが浮かぶのか?は見てみましょう。

of でつなげてしまえばいい

のですね。名詞 of 名詞 の形で物体と物体をつなげてしまうパターンですね。of のテイストは「の」です。

王は like だけです。

王は are だけです。some と their roofs が of でつながれています。

some of their roofs でどーんと合体しました。名詞 of 名詞 の時にネイティブがやる

どーん合体

です。これはかなりひんぱんに出てきます。

王が合体のためふたりになってしまったので、their が whose に変身して are の王権を停止しました。これで王は like ひとりになりました。OKです。

サトル君、some の前にカンマが入つているのに気がつきました。細かいとこにも気がつくようになりました。

ふんふん、some や any、both などの数量系の代名詞があると

ネイティブの心にカンマが浮かんでしまうのですな。ネイティブの方々は特に考えているわけではないようです。tだ浮かぶのですな。この点については、ワーグナーミトミがさらなる考察をしています。今回は情報過多になるので、別のエピソードでお伝えします。英語教育史上に前例のない、考証になりますよ。ご期待ください。

それでは今回はこれにて。

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