ミトミの年齢上げろ! LIVED TO BE NINETY はもう通用せず

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は世の中の状況の変化により、変更しなければならない例文についてお伝えします。かつてはOKだったものが、世の中の状況の変化により通用しなくなることがあります。今回お伝えするのが、そのケースです。今回お伝えするケースは、その状況の変化に対応した変更をしないと、その文でのネイティブが感じているテイストが日本人には伝わりません。このままでは日本人の英語習得の足をひっぱります。事態改善の緊急提言です。始めましょう。

街角にたたずむ英語学習少年サトル君です。

おや、何を見たのでしょう?

He lived to be ninety.

王である動詞は lived 、toマンが be の王権を停止しています。

参考書などで

結果の不定詞

といわれているパターンです。

この結果を表わす用法は?

そうです、この結果を表わす用法は

思いがけない結果を表わす時に、ネイティブの心に浮かぶパターンです。

でも

そうです、今や日本の平均寿命が90歳です。90歳で突然死亡するわけでもないので、半数近い人々が90歳すぎても生きています。そのような状況なのに今だに

He lived to be ninety.

が結果の不定詞の例文として、参考書に載っています。さすがにこれは

年齢を書き換えねばならない状況です。ワーグナーミトミは指導中にこのパターンに出くわすと、必ず年齢を引き上げています。年齢を引き上げないと

思いがけない

という大事なテイストにならないからです。かつては60代でこの世を去るのが普通?でした。70代だと「長生きしたよね」気分になったものです。その時代なら

He lived to be ninety.

は十分思いがけない結果でした。しかし、平均寿命90歳の今では

普通

です。これはさすがに年齢を上げた例文に変えていくべきです。

偉大な科学者になるのは、簡単なことではありません。成長して偉大な科学者になってしまったのなら、それは思いがけない結果です。幼少期から優秀でも、そこから先の競争が大変です。並みいる先輩、同期、後輩、同業者、その他もろもろの誘惑?に打ち勝ち偉大な科学者にまでなったのならそれは

思いがけない

結果です。

He grew to be 108 years old.

これなら

思いがけない

テイストでしょうか。110にしたい気もします。それでは今回はこれにて。

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