ミトミの関係代名詞ネイティブ感覚分解

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はネイティブの心にポーンと浮かぶ長文の主犯?である関係代名詞を、日本人がネイティブのように体感し、自らの本能にしてしまえる技、分解 をおつたえします。これによりネイティブが無意識に習得し、無意識に心に浮かぶ、なんともうらやましい話ですな、関係代名詞という英語のいちばん大事な技、おおげさに言ってませんよ、が速く正確に日本人の心に浮かぶようになります。大事なことはそのネイティブのやるパターンを、最初に正しく知ることです。今回はその正しいパターンをワーグナーミトミ流にお伝えします。

I know the cat that is pretty.

おっとー、いきなり関係代名詞でふたつの文が合体した文がでてきました。いちおう関係代名詞の合体パターンを復習しますと

I know the cat. The cat is pretty.

ふたつの文がネイティブの心に浮かびました。ネイティブはふたつの文に the cat と The cat という同じ物体があるのを感知します。同じ物体を感知すると、ネイティブはその同じ物体を合体させたくてたまらなくなります。

 

で、合体させてしまいます。日本人はこれを「やめてください。文がながくなります。」と止めることはできません。しかたないっす。

 

I know the cat the cat is pretty.

ネイティブの合体欲は満足させられました。ところがふたつの文が合体したため、ひとつの国に王である動詞がふたり存在する状況になってしまいました。

 

ひとつの国に王である動詞がふたり、ネイティブはこれを無意識に許さない人達です。そこで ~ あまり手の込んでない技~ をちょいと加えるのです。

I know the cat the cat is pretty.

この場合 the cat the cat の二番目の the cat を同じ物体がもろ2連ちゃんでバカみたい、と感じます。しかも the cat のままでは技の雰囲気がありません。技なし、力なし、弱いです。生まれたての赤ちゃんみたいです。

よし、この弱い赤ちゃんを変身させて強くして王の王権を停止させる力を与えよう、と思うのです。

I know the cat that is pretty.

the cat that に変身したとたん、同じ赤組の is王 の王権を停止する力を発揮します。

 

こうしてネイティブの

同じ物体合体欲

ひとつの文に王権をもつ動詞はひとつだけ

という英語ネイティブのもとめるものが実現します。

ではこの文を逆に分解してみましょう。英語の構造がネイティブ感覚で体感できます。

I know the cat that is pretty.

この that は変身前は the cat だったので、変身前に戻します。

I know the cat the cat is pretty.

変身前の the cat に戻すと王権停止力がなくなってしまうので、is王の王権が復活してしまいます。

 

thatマンを呼び戻したくない気分なので、ひとつの文をふたつに分けます。

I know the cat. The cat is pretty.

それぞれの国は小さくなりましたが、ひとつの国にひとりの王 という平和な世界が訪れました。

 

このネイティブの感覚を味わってください。英語が第一言語である英語ネイティブはこの感覚が生まれながらに無意識にあります。うらやましいですな。ところが英語ネイティブでないどころか、英語と天文学的にかけ離れている日本語が第一言語である日本人にはこの感覚は、あるわけないです。生まれながらにないなら、意識して知るしかないです。そしてここまでネイティブ感覚に迫る分析はワーグナーミトミ独自のものです。ワーグナーミトミはこのワーグナーミトミ独自の英語指導を皆様にお伝えします。今回だけでほかの分解パターンを紹介できないので、別の記事でお伝えします。「そーいうことだったのかー」の驚愕の内容ですよ。

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