みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は通常同じ場面に登場するものではないふたつが、同じ場面に登場してしまうケースをお届けします。どのようなケースで通常は相容れないふたつが、同時にネイティブの心に浮かぶのでしょうか?探求の旅、スタートです。
さて、今日も英語学習してるサトル君です。
あり?何を見ているのでしょう?
これでしたか。
文中の do が見慣れなかったようです。これは
強調ハケン
です。通常は助動詞、とされていますが、ワーグナーミトミは、中途半端なものなんでもかんでも助動詞にはしません。助動詞と言われると、どうしても
can と同じ
と思ってしまいます。そうなると
You can run fast.
He can run fast.
と物体に影響受けないものと思います。ところがこの do は、一人のウワサ(今の暮らしぶり)の時は does になります。同じ助動詞だとしたら、これはかなりの混乱の元です。
これはワーグナーミトミ英語では
強調のため王が遣わしたハケン隊
です。
強調のためにハケンされた do です。
お、こちらは一人のウワサテイストの s がついてます。
これの強調ハケンは does です。likes の s の一人のウワサテイストを引き継いでいます。
こちらは過去テイストです。
強調ハケンは過去テイストのある did になります。
お、is王 になりました。
あれ、強調ハケンがハケンされません。be王になると、強調ハケンがなくなるのでしょうか?
こちらは like王です。疑問文になると、疑問ハケンの do がハケンされます。
ところが be系王である is王になると、疑問文では is王自体が、前に移動してしまいます。このハケンを出さず、王自らが移動する be系王の性質のため、be系王の時は強調ハケンはありません。
ええ!それはどんなケースでしょうか?
王で文が始まっています、命令文です。
この時だけ、強調ハケンがネイティブの心に浮かびます。ハケンされるのは be系王とは別種の Do です。この命令文の時だけ be と do が同居します。ただし
王は be だけです。Do は強調ハケン
です。このことはbe系王ではない play などのケースと同じです。王はひとりです。
では、
He is kind.
の is を強調したい時、ネイティブは何が心に浮かぶのでしょうか?このことに関しては別のエピソードでお届けします。1回のエピソードで情報の盛り込みすぎはなしです。
今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。