みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はほんとにほんとに、人類史上だれも追及したことがないテーマをお届けします。ワーグナーミトミ以前、ワーグナーミトミ以外の誰も追及したことがない、疑問に感じたことすらないテーマです。ところが王権停止という英語学史上初の観点から英語を分析するワーグナーミトミには、「そーだったのか!」と見えてくるものがたくさんあります。それをみなさんにお届けするワーグナーミトミ論文集、今回のエピソードがスタートします。
さてさて、今日も英語学習してるサトル君です。
これが取り組んでる問題ですね。
サトル君、アテがあるようです。
これが問題文の王関係です。
お、have 3 にしましたね。
これが have 3 ケースの王関係です。
お、サトル君、覚えてますね。かなり前のエピソードで触れてましたが。そうです、have 3(現在完了形)になってしまうと王は have です。3(過去分詞)に落ちぶれた made はもう王ではありません。それでもネイティブは使役王時代の王権停止力は存続してると感じます。どこにその根拠、
王権停止力の存続を感じる原因があるのか?
これを今回のエピソードで追及します。
その前にもう一問。
今度は受動態にせよという問題です。
そうです、今度は be 3 にすればいいのです。
be 3 の受動態にしました。
おおっと、ここで心に浮かんだことない文にガタガタ言ってくる、謎のネイティブ男の乱入です。王がふたりいる、と騒いでいます。
あれ?さっきの have 3 の時は 3 に落ちぶれても王権停止力は存続してたのに、今回の be 3 では 3 に王権停止力がない!同じ 3 なのにどういうことだ?
後ろの他王物があるかないか
これが決定打になるのでした。
make 本来の他王のパターンです。使役王 make は他王のパターンでネイティブの心に浮かびます。必ず直後に他王物(名詞)がネイティブの心に浮かびます。
お、久々に登場の王権停止イメージイラストです。エピソード190くらいまではこうしたイメージイラストでいっぱいですよ。ものすごい技も満載です。
さて、これが使役他王の王権停止のイメージです。長ーい脚で他王物ごしに run の王権を停止しています。run は他王物のためにつっかえて前に動けない状態です。
たしかに have 3 になっても他王物はそのまま残ります。
3 の後ろに他王物があれば、ネイティブは王権停止力の存続を感じます。
使役王 have 3 ケースの王権停止イメージイラストです。3マン により王権停止されてしまいましたが、その長い脚が run の上に乗っかったままの状態です。まだ run を押さえ込んでいます。そして他王物がつっかえているので、run は動けません。
こうなると使役王の王権停止力をそのまま存続させたほうがめんどくさくなくていいや、という気分にネイティブはなります。他の王権停止技を調達するのもめんどくさ、ですな。これが使役王 have 3 のケースです。
こちらは be 3 のケースです。他王物は やられ物体 として、文のいちばん前にいってしまいました。こうなるともうネイティブは 3 に落ちぶれた made に王権停止力を感じません。
これが使役王 be 3 ケースのイメージイラストです。動きを邪魔していた他王物は、いちばん前に移動してしまいました。つっかえがなくなって動ける run が暴れ始めました。3マンに押さえ込まれさらに動ける run にパンチをくらい、 3 に落ちぶれた made はさんざんな状態です。でもなにより危ないのは is王 の王権です。もう run も王です。王ふたりの危険極まりない状況です。英語はこれだけはダメです。
あ、toマンがやってきました
toマン が暴れる run の王権を停止、この国は王ひとりの平和な国に戻りました。よかった。
他王物が前に移動していなくなってしまう be 3
では、もう使役動詞に王権停止力は残っていません。別の王権停止技 to が必要になります。
使役動詞
have 3 に落ちぶれても直後に他王物が残ってるなら、王権停止力が存続
be 3 に落ちぶれてしまうと直後の他王物が前に移動していなくなってしまうので、王権停止力を喪失
となります。これまで「使役動詞は受動態になるとto不定詞が必要」、とだけ言われてきました。
なぜ受動態の時だけネイティブは to不定詞が心に浮かんでしまうのか?
これまでこの点を追求した人はいません。しかし人類史上初の英語根本原理、王権停止の観点から英語を見るワーグナーミトミには見えます。それは
直後の他王物がないーー他王の性質、最後の砦も崩壊
にあったのです。
今回は have 3, be 3 だけの例をあげましたが、他の王権停止技で王権停止された使役動詞、さらに知覚動詞のケースも別のエピソードで取り上げていきます。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。