ミトミの 「そこでする」を DO THERE にして違和感なし、この泥沼から出ていこう

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語学習者の悲願熱涙の目標、英検準1級合格を目指す生徒との授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。今回のケースは、日本の英語学習の欠落点が、如実に英語学習者の英語力上昇を妨げている事例です。今回のケースに違和感を感じ出すと、英語力がグン、グンと伸びていきます。では英語力をグン、グンと伸ばしていきましょう、エピソード921スタートです。

さーのよいよい、と本日も英語学習してますな、サトル君。

これが見てる文ですか。

異変を感じているサトル君です。

どこに?

そこでしたか。この文を書いた日本語ネイティブ英語学習者は

そこでする do there

に異変を感じなかったようです。これは

Yes, I do.

を英語学習の最初に習い、この do が基準になってしまうので、本来の

動詞(王)太陽 としての do を認識していないまま、そのまま英語学習が続くことから起こります。

do は75パーセント他動詞バージョンで英語ネイティブの心に浮かびます。(注1)直後に名詞が、英語ネイティブの心に浮かびます。

I do there.

ではなく

I do it there.

です。さらに

この that は関係代名詞です。直後に英語ネイティブOK 文

You have to stay.

have to を取ると

You stay.

という英語ネイティブ OK 文は、英語ネイティブの心に浮かびません。

You stay.

これは英語ネイティブ OK 文です。 stay は80パーセント自動詞バージョンで、英語ネイティブの心に浮かぶからです。直後に名詞が英語ネイティブの心に浮かびません。(注2)

この点を英語ネイティブ自身に聞いても「知らん」で終わりです。無意識の英語本能、第一言語本能ですから。これは文法ではなく、stay の語法です。

あっそーすか

で、日本語ネイティブ英語学習者は受け入れるだけです。日本語ネイティブ英語学習者が他国の言語である英語を、自らに都合よく、より簡単なものに変えられないからです。できるものならワーグナーミトミが、もうとっくの昔にやっています。

英語本能により、この文が、英語ネイティブの心に浮かぶことはありません。

では英語ネイティブの心に浮かぶ文の並びを追求しましょう。

これが基本スタート文です。本体になります。

is  動詞(王)太陽

stay  不定詞 to で動詞停止(王権停止)準動詞 惑星

という文構造です。stay は自動詞バージョンで英語ネイティブの心に浮かぶので、Hokkaido の前に、前置詞 in が英語ネイティブの心に浮かびます。

おおっと、All の直後に、追加情報が英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。do は他動詞バージョンで英語ネイティブの心に浮かぶので、直後に名詞 all が英語ネイティブの心に浮かんでいます。

have  動詞(王)太陽

do  不定詞 to で動詞停止(王権停止)準動詞 惑星

is  動詞(王)太陽

stay  不定詞 to で動詞停止(王権停止)準動詞 惑星

という文構造になりました。太陽系に太陽がふたつ、このままでは太陽系は灼熱地獄で消滅するぞー!

緊急事態を回避するべく、追加情報中の all が前に移動しました。

All all

これにて関係代名詞への変身準備完了です。

追加情報中の all が関係代名詞 that に変身、動詞停止力(王権停止力)を発動です。

have  関係代名詞 that で動詞停止(王権停止)準動詞 惑星

do  不定詞 to で動詞停止(王権停止)準動詞 惑星

is  動詞(王)太陽

stay  不定詞 to で動詞停止(王権停止)準動詞 惑星

という文構造になりました。動詞(王)太陽 は is ひとつだけです。OKです。

ここで in Hokkaido を there に戻します。

副詞の there でやるから、stay が自動詞なのが明瞭になりません。そのため in Hokkaido を代用していたわけです。

それでは今回はこれにて。

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(注1)「グランドセンチュリー英和辞典」第4版 三省堂 2017年 P445-446

(注2)「同書」 P1553

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