ミトミの 強調構文は関係代名詞説が主流、しかし強調構文の THAT はー接続詞ーのさらなる論拠が降臨

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は今や現代10代の悲願も悲願、もはやその人生を決めるほどに重大な試験に変貌した英検準1級試験、その対策授業中に突如として降臨した新発見をエピソードテーマにお届けします。

なぜワーグナーミトミの授業中に新発見が降臨するのか?それは英語指導の最中が英文法研究の最中を兼ねているからです。現行英文法のテキストに書いてあることをそのまま繰り返して始動なんかしてるワケがない。

それでは日々進化が止まらないワーグナーミトミのサン英文法

Sun Grammar 略して SG (前名は地動説英文法)

そのエピソード1175スタートです。

今日も英語学習、ブレないサトル君です。

そこにやってくる通りすがりのあんちゃんです。この世を去る前に、サトル君に伝えておくことが閃いたようです。

いつも通り、挨拶はしない奴です。ふんふん、強調構文ですか。

この件ですか。強調構文の that は関係代名詞とする説が主流です。

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強調構文の that [ who] の品詞:

< It is ~ that—— > の that [ who] に述語動詞が続く場合、It is I that [ who] am to blame .<責められるのは私だ>のように、強調される ( that [who] の直前にある)語に動詞が一致するので、関係代名詞と考えるのがふつうである。ただし、副詞的要素が協調される場合は、that を接続詞と考える人が多い。

ーーーーーーーーーーーー(注1)

強調構文の that については、この連載の初期から 接続詞 である、との主張を繰り広げてきている、通りすがりのあんちゃんです。

そのさらなる根拠ですか。

これが基本スタート文です。

plays  動詞(王)太陽

という文構造です。あとは名詞やら、冠詞やら、前置詞やらのザコです。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。

おおっと、強調したい箇所が英語ネイティブの心に浮かんだようです。It is が飛来してきます。

 

It is が到着しました。

is  動詞(王)太陽

plays  動詞(王)太陽

という文構造になりました。太陽系に太陽がふたつです。生存不能です。

生存不能状態を生存可能状態に戻すべく that が飛来してきます。

that が到着しました。すかさず動詞停止力(王権停止力)を発動です。

その点ですかー!そこに気がついての大興奮だったのですな。

is  動詞(王)太陽

plays  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。

そして強調したい箇所は?

in the park でした。in the park を前にもってきます。関係代名詞のケースのように

in を連れてきて in the park ごと前

in を置き去りにして the park だけ前

という2パターンは、英語ネイティブの心に浮かびません。前置詞ごと前に連れてくるパターンだけが、英語ネイティブの心に浮かびます。

それでは今回はこれにて。

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(注1)「ロイヤル英文法」改定新版 綿貫陽 宮川幸久 須貝猛敏 高松尚弘 旺文社 P188

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