みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は教科書、参考書で関係代名詞の後ろのほうのページにでてくる~ever がエピソードテーマです。この~ever で、「ありり?」と混乱状態になるケースが頻発しています。理由は~ever は関係代名詞と似ているバージョンもあれば、関係代名詞と何の関係もないバージョンもあるからです。このまったく違うものを、同じ授業時間に習ってしまうことが混乱状態の原因です。机とクジラくらい違うものを、同じ授業で習っているようなものです。こりゃたまりません。今回は関係代名詞に近いバージョンのみ取り上げます。1回のエピソードであれもこれも取り上げません。それでは日本人には習得が困難な状態の、~ever系を克服するエピソード386スタートです。
さあ、今日も英語学習して前進するぞ、のサトル君です。
うーん、アテはあるようですが、いまいちはっきりしないようです。
これが見てる文ですか。~ever系ですな。
サトル君、~ever系は久しぶりです。そのため~ever系がネイティブの心に浮かぶ形成過程が思い出せないようです。こりゃまずい。ここから英語学習引退の序章になります。幸いなことにサトル君が窮地に陥ると、孤独な影ただよう哀愁の英語コーチが偶然通りかかります。
これが基本のスタート文です。
これがもうひとつの基本スタート文です。
同じ物体が合体しました。合体のため王がふたりです。
ふたつ目の anybody を who に変身させて王権停止力を与えます。王がひとりになりました。これにてOKです。
あらら、ここで謎のネイティブ男の乱入です。anybody who をひとことにまとめたい気分のようです。
anybody who を whoever ひとことにまとめてしまいました。王権停止力は保持したままなので、王はひとりです。こちらもOKです。
who を前にもってきて
anybody を who の後ろにつけて
anybody を ever に変えている
のですな。
ネイティブはこれを無意識にしてるわけです。
英語ネイティブは無意識にしてることです。でも英語と46億光年かけ離れた日本語で心が動く日本人は、まずちゃんとその英語ネイティブの無意識プロセスを
意識して知る
必要があります。
意識して英語ネイティブが無意識にしてるプロセスを正確に知っていく
ことが英語学習のスタートです。史上前例なき英語構造分析学者、ワーグナーミトミはこれをお届けしています。
それでは今回はこれにて。
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