みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本人が、ん?この組み合わせあり?と思いがちなことがエピソードテーマです。そう思いがちな理由は日本人の習う現在完了形(have 3)のテイストが、ネイティブの have 3 のテイストとずれているからです。ここから脱出することが、英語習得に必要です。さらについ忘れがちな王権停止技にも触れていきます。それではエピソード384で因習から脱出しましょう。
今日もしてます英語学習、サトル君は希望の光か?
おや、何かに驚いたようです。
この文に驚いたようです。
そこに驚いたのですか!現在完了形と未来形の結合、たしかに日本人にはあり?と思えるコンビです。
そうです、現在完了形 have 3 は現在形のひとつと捉えたほうが、ネイティブの have 3 の感覚に近いです。
この have 3 の文を
私はナラに3回いったことがあります。
と訳してます。この訳が have 3 が過去形と違わない印象を日本人に植え付けています。
経験、経験用法とかの文法用語のもとに。これはダメです。
過去の経験だな
と日本人が過去形の呪縛から逃れられない原因になってます。これはやめて
私はナラに3回行ってます(今後も行きそうです)。
というテイストのほうが英語の have 3 のテイストに近いです。
現在の生活に関わりがあり、今後にも影響がありそうだ
が have 3 のネイティブテイストですから。
今の暮らしに関わりがあり、これからも関わりありそうだ
これが have 3 のテイストです。
これからも関わりありそうだ
このテイストのために、未来形と何の違和感もなく結合するのです、ネイティブの心では。例によって意識してませんが。そこは第一言語です、いちいち意識してられません。
おや、サトル君、もうひとつ気になる点があるようです。
なるほど、王がふたり?いやそれはありえません。この文が間違いでなければ。
素晴らしいぞ、サトル君!once には王権停止力があるのを思い出しました。
この once はダメです。何の力もない副詞です。ただのお飾り役です。
usually と同じですな。
この once は違います。接続詞の once です。
接続詞として when などと同じように、王権停止力をもっています。
これがサトル君が見ていた文の構造です。
それでは今回はこれにて。
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