みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はTOEFLハイスコアを目指す大学生との授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。今回のケースが日本語ネイティブ英語学習が英語を習得できるか、英語を習得したとは言い難い初心者のやや上の状態のまま生涯を終えるか、の分岐点になります。英語学習を続けているのに、初心者のやや上状態で生涯を終えるのはたまりませんな。そうはならない奇跡の英文法がここにある、ワーグナーミトミのサン英文法-SG-（前名は地動説英文法）、そのエピソード１１８４スタートです。
（続報）
中学3年生にして驚異のTOEFL１０２点を獲得した中３女子ですが、家じゅうで嬉しい驚き、歓喜の喜びにあふれているとのことです。本当によかった。幸せを噛みしめてください。
彼女が英語力を激増させたのは、ワーグナーミトミがサン英文法-SG-（前名は地動説英文法）の練習方法として編み出してきた整序問題（並べる問題）によるところが多大です。市販の問題集にある通常の整序問題とは違い、一つの文が３０語、４０語、５０語と続き、それでいて文法間違いなし、の文を話せる、書けるようになる整序問題です。
「並べよー、とりあえずまずは５問はやろー」とリクエストしてくる彼女、このワーグナーミトミオリジナル整序問題が大好きです。これで英語力が激増するのが体感できているのです。
お、今日も英語学習してますな、サトル君。
これが見てる文ですか。（注１）
grain 穀物
maximized 最大化する
というテイストです。
思うところあり、のサトル君です。
この文を見て何を思う？
できるかできないかの？
そうですかー。これは一大事です。検証しましょう。
この文の構造を見抜けるか？が英語を習得できるか？できないか？の分岐点です。
これが基本スタート文です。
is 動詞（王）太陽
maximized 受動分詞ー現行英文法の過去分詞で動詞停止（王権停止）惑星
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。
英語ネイティブの心に浮かんだ追加情報です。
be 動詞（王）太陽
grown 受動分詞ー現行英文法の過去分詞で動詞停止（王権停止）惑星
という文構造です。こちらも太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。ただこちらは追加情報なので、独立した別の文のまま存在させません。
基本スタート文にぶち込んでしまいます。years の追加情報だったので、years の後ろにぶち込んでいきます。ひとつの文に、別の文を突っこんだので
be 動詞（王）太陽
grown 受動分詞ー現行英文法の過去分詞で動詞停止（王権停止）惑星
is 動詞（王）太陽
maximized 受動分詞ー現行英文法の過去分詞で動詞停止（王権停止）惑星
という文構造になってしまいました。太陽系に太陽がふたつです。生存不能の燃焼世界です。こんな人類滅亡状態に文を発信しないのが、英語ネイティブの方々が、
生まれつき備えている英語本能
です。本能なので英語ネイティブの方々自身はこのプロセスを意識していません。
生存不能な燃焼世界を生存可能にすべく、in the years が追加情報文の一番前に移動しました。これにて変身準備完了。
the years が関係代名詞 which に変身しました。
be 関係代名詞 which で動詞停止（王権停止）惑星
grown 受動分詞ー現行英文法の過去分詞で動詞停止（王権停止）惑星
is 動詞（王）太陽
maximized 受動分詞ー現行英文法の過去分詞で動詞停止（王権停止）惑星
という文構造になりました。太陽系に太陽がひとつです。生存可能になりました。英語ネイティブの方々から発信です。
in which が関係副詞 when になりました。関係副詞 when になっても、動詞停止力（王権停止力）は発動され続けます。こちらも生存可能です。こちらでも発信です。
関係副詞 when が透明バージョンになりました。透明バージョンでも、関係副詞から動詞停止力（王権停止力）は発動し続けます。こちらでも生存可能です。こちらでも発信です。
関係副詞は透明バージョンになっても、追加情報を加えた単語の years から時間テイストを英語ネイティブ同士でわかってしまいます。英語ネイティブ同士、関係副詞が透明バージョンになってもちっとも混乱しません。
３つとも太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。どれでも発信OKです。英語ネイティブの方々はワンパターン嫌いの傾向がありますので。
サトル君が見た文は
このケースでした。
それでは今回はこれにて。
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（注１）「TOEFL iBT TEST リーディングのエッセンス」 Z会編集部 ２０２１年 P２０２