みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は何度となく日本語ネイティブ英語学習者が「あれ?」と疑問に思い、テストで解答するときに「くくくー」と悩んできたケースをお届けします。今回のテーマはワーグナーミトミと同席していた日本語ネイティブの方が、ネイティブふたりに質問したこともあります。カナダのトロントにて。そのときのネイティブふたりの反応は
「え、レイチェルどうよ?」
「ええ、さあ?気にしたことない」
でした。第一言語は当人は無意識です。無意識でも正しいからいいのです。うらやましいかぎりですが。英語が第一言語ではない日本語ネイティブは、知って仕入れて使用して、英語力を上昇させていきましょう。では仕込んで英語力上昇に向かう、エピソード710スタートです。
今日も英語学習にグイグイのサトル君です。
これが見てる文ですか。
そこが気になりますか。まあ気になりますね。
お、さすが連載710回目のサトル君、今回のネタは文法ではなく
語法
なのを察しました。そうです、英語という言語全体を貫く文法ではなく、それぞれの単語に特有なパターンである 語法 です。
文法と語法をごっちゃにして英語学習している人は多いです。そもそも 語法 なる言葉を教えてもらっていないので、知らない人がほとんどです。これでは英語学習は大混乱で、英語習得不能状態になります。
ワーグナーミトミは文法と語法の違いを、英語学習の初期から強調します。
今回は majority 語法です。
おわっと、これが majority 語法です。文法ではないので「なぜだ?」と追及してもどうにもなりません。ネイティブ自身は、まったく意識したこともありません。意識しないで心に浮かぶのが第一言語です。
これはネイティブの心に浮かびます。
こちらもネイティブの心に浮かびます。
これはネイティブの心に浮かびません。ただこのことをネイティブに聞いても、なにしろ意識したことがないので
さあ、どうだったかしら?
なんて反応でした、トロントでは。ふたりともです。でもそれが当然、本人は意識しないのが第一言語です。
日本語ネイティブの我々は、この majority 語法を
あ、そーすか
で仕入れて使用していきましょう。文法ではないです。語法です。大事なのは
なぜだ?
ではなく
あ、そーすか
です。文法と語法は、学習方法がまったく逆です。
それでは今回はこれにて。
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