みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は通常よくあるテーマのように見えて、本当のテーマは通常まったく注目されないことです。ところがこのワーグナーミトミワールドでしか注目されないことが、英語を習得できるか否かに大きく影響します。それほど大きな影響を与えるテーマを扱うエピソード420、スタートさせます。
(注) 文中に「ほとんど他王」という表現が出ます。これは自王(自動詞)バージョンも少しある、という事実を踏まえたものです。
完全に100パーセント他王(他動詞)ではない動詞が多いので、他動詞と言うことなく英語指導をしていることが、日本人の英語力習得を大きく阻害しています。ワーグナーミトミはその動詞が100パーセント他王ではなくても、他王と言って指導しています。100パーセント他王ではないので、「ほとんど他王」と呼んでいますが。他王、自王の意識なしに、英語習得はできないからです。
本日も英語学習してます、サトル君。
これが問題ですな。並べる問題です。such a thing は枠外です。
このテイストに合う並べ方をするわけです。
おお、この大事な点は、もう忘れそうにないサトル君です。
そうなりますな。
このテイストに合うバージョンです。
お、こちらも思い出したようです。
OKです、サトル君、快勝です。
おおお、なんだなんだ、いつもは謎のネイティブ男がガタガタ文句言ってくるのに、今回は哀愁の放浪英語コーチが乱入してきたぞ。まあこの男も謎っちゃあ謎です。サトル君にとってはこの男は、今だ正体不明、謎のアンチャンのままのようです。
この哀しげな哀愁漂う男の主張は
並べる問題は( )の中だけで終わらせずに、文全体を完成させろ
ということのようです。
文全体の解答はこうなります。枠外だった such a thing が入っています。こうして文全体を書くと、do が他王(他動詞)、such a thing が他王物(他王の直後にネイティブの心に浮かぶ物体)の関係がわかります。
なるほど、最初から最後まで文を書かないと、ネイティブの心に浮かぶ王関係を日本人はマスターできないのですね。たしかに( )の中だけが、ネイティブの心に浮かぶことはないです。ネイティブの心に英語が浮かぶのと同じように、自らの心に英語が浮かぶように英語脳を育成していくのが英語学習です。文全体を把握、吸収するには、文全体を押さえていく必要があります。
今回の問題文では ( )内の最後 do で解答文をやめてしまうと、do が「ほとんど他王」とのネイティブ感覚が吸収できません。ただでさえ
Yes, I do.
という会話表現のため、do が「ほとんど他王」である事実を知らない日本人が多いです。これが多くの間違い、失点、混乱を引き起こしています。
文全体を押さえていけば、より早く、確実にネイティブ感覚、ネイティブ脳を育成できます。この文全体を押さえる習慣は、英語力の伸びを大きく左右します。
文全体、この習慣が英語力を伸ばします。
( )の中だけなんてダメです。文全体の王関係が大事です。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。