みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は大学受験過去問を、高3生と見ていた最中に遭遇したケースをお届けします。「ん?これはどういうことだ?」という点を、スルーしないでしっかり検証することが大事です。特に1問の正解の配点が大きい単語を並べる問題では、細かなことが大得点、大失点という結果になります。大得点を獲得するべくお届けするエピソード660スタートです。
お、今日も英語学習してるサトル君です。
何を見たのでしょうか?
この文ですか。
swerve 方向を変える
minimize 最小化する
というテイストです。
そこが気になりましたか。たしかに1語だけポツンと最後にあります。
lost が 殺された テイストだと違いがあるようです。
ありゃ?この lost は chance という名詞の前に来ています。
そうですか、まあ 3カス(過去分詞)は形容詞なのでそれが当然ですが。
この lost は名詞 lives の後ろについていますな。
そうだったのですか。これはもう文法ではなく、語法です。
この lost も 殺された テイストです。さきほどの文
には最後に in the war がついていましたが
こちらの文では in the accident などとつけなくても、前の部分でネイティブ同士わかってしまうのでlost でおしまいになっています。
なるほど 殺される テイストでは、ネイティブは lost を前に出す気が起きないのですな。
文法だけの時代はとうに終了しています。語法が合否を分ける時代です。対応していきましょう。
それでは今回はこれにて。
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