ミトミの 過去分詞の SURPRISED は動詞だ、分詞だ、形容詞だ、この世紀の大混迷、ワーグナーミトミが終結させる

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英検準1級の難度を体験しながらも、英検準1級合格という偉業に挑む高校生との授業中に議題になったケースを、エピソードテーマにお届けします。この今回の議題というのが、日本語ネイティブ英語学習者を100年の長きに渡り混乱させてきた、現行英文法の一大問題点です。これがために、日本語ネイティブ英語学習者は英語習得を阻害、妨害、阻止されてきています。そしてこの国はアジアでビリの英語力という現状。こんな現状から立ち上がることができる希望、それはワーグナーミトミ地動説英文法。英語習得に敗れし100年の悲劇をここに終わらせる、エピソード1116スタートです。

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もし —– 過去の積み重ねの先に答えがないなら、真理にとって我々は無駄だったかもしれん。しかしたとえ — 誤ちでも何かを書き留めたことは、歴史にとって無意味ではない。ーと願ってる。

~バデーニに天体観測資料室の鍵を手渡す天動説研究の大家ピャスト伯~

―ーーーーーーーー(注1)

お、今日も英語学習してますな、サトル君。

これが見てる文ですか。

もうひとつ見てる文がありました。

まずはこの受動態の文です。

通常はそうです。たとえば関正生氏の見解では、受動態の過去分詞は動詞です。

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基本形:be p.p.「~される」

ーーーーーー(注2)

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② 動詞を受動態の形(be p.p.)に変える

ーーーーーー(注2)

これは大西泰斗の見解です。

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受動態で使われる動詞は be 動詞が基本です。この文は We are happy. と変わることのない be 動詞の文と考えてください。

ーーーーーーー(注3),

また2005年の時点で、もうこの見解を発表していた阿川イチロヲ氏は、受動態の過去分詞は形容詞という見解です。

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大切なのは、「前にbe 動詞があるから過去分詞」なんじゃなくて、過去分詞形容詞扱いだから(つまり、動詞じゃないから)、英語の文には動詞がひとつ必要というルールを守るために、be 動詞が入っている」という根っこの部分。

―ーーーーーーーー(注4)

では、サトル君が見ていたもうひとつの文にいきます。

こちらは現在完了の文です。

こっちになると

そうなってしまいます。たとえば

関正生氏の見解

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現在完了形 have は助動詞扱い

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大西泰斗氏の見解

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現在完了は「have +過去分詞」で表されます。have は助動詞であり、疑問文・否定文の作り方は、ほかの助動詞を用いた文と同じです。

ーーーーーーーー(注6)

そして阿川イチロヲ氏は現在完了となると

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Everybody has known that fact.

(全員がその事実をずっと知っている。)

のように、後ろにその動詞が本来、続けられる名詞をそのまま続けられるし、 —- される / されてる」というニュアンスは一切表さないし、形容詞扱いと考えると文の中に動詞がないことになる( have は助動詞と考えた場合)し、はっきり言って過去分詞と言い切るにはムリがあるところだらけ。

―ーーーーーーーー(注7)

と困惑しております。ただやはり現在完了形の have は助動詞と捉えていることが伺えます。さらに

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この<have +過去分詞>って新しいカタチに関しては、助動詞とか過去分詞とかそういう理屈はすべて抜きにして、

「(昔から現在に至るまで)ずっとーーーしている / ーーーである」という意味は、<have +過去分詞>という特別な形で表す!

って具合に、とりあえずカタチそのものを「丸暗記!」してしまうのがおすすめ。

―ーーーーーーー(注8)

として現在完了形の文構造を解析するのではなく、カタチそのものを暗記することを推奨しています。

現状の受動態と現在完了形は

ほとんどこれで指導されています。両方とも動詞です。

大西泰斗氏、阿川イチロヲ氏のケースです。

 

ワーグナーミトミ地動説英文法では

are  動詞(王)太陽  surprised  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

have  動詞(王)太陽 surprised  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。過去分詞はいついかなるケースでも、例外なんぞなく、動詞ではありません。シンプルです。なんの混乱もありません。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注)「チ。ー地球の運動についてー」第3集 魚豊 小学館 2021年 P170

(注2)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA  2022年 P696

(注3)「FACTBOOK」大西泰斗 桐原書店 2019年 P138

(注4)「英文法のトリセツ とことん攻略編」阿川イチロヲ 株式会社アルク2019年 P227

(注5)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA 2022年 P70

(注6)「FACTBOOK」大西泰斗 桐原書店 2019年 P74

(注7)「英文法のトリセツ とことん攻略編」阿川イチロヲ 株式会社アルク 2019年 P284-285

(注8)「英文法のトリセツ とことん攻略編」阿川イチロヲ 株式会社アルク 2019年 P287

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