みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語習得を困難にしている、２大横綱のうちのひとつを取り上げます。２大横綱のひとつ、自動詞、他動詞はとても重要なのに習う機会が少ないです。今回のもうひとつの横綱も習う機会がすくないです。困ったもんですな。困ったもんではありますが、事態を改善していきましょう。スタートします。
( ticket, buy, to, please, tell, which, me, )
お、順番並べの問題です。最良の英語力強化練習ですね。
サトル君、自信たんまりです。かなり英語力がついてきてますからね。路上で英語力がついてる稀有な存在ですな。
Please tell me which to buy ticket.
おおっと、バツをくらってしまったー。背後にどこで英語を教えているのか不明の、謎の英語コーチが偶然います。
ticket は C。そうです、名詞の U と C です。動詞の自動詞、他動詞が日本人の英語習得の大きな壁になっていますが、この名詞の U と C も大変です。自動詞、他動詞と同様に、この U と C も日本人は十分に習ってはいません。授業で触れられてはいるでしょうが、不十分極まりないです。
ワーグナーミトミは通常の指導で使われている、可算、不可算、という用語を絶滅させています。この言葉を使うと
日本語で数えられる、数えられない
と考え出し、さらに混迷の極みに走るからです。英語ネイティブの感覚は、日本人と違います。英語は日本語で思考、類推して習得できるものではありません。イスとシャチほどちがうのです。イスの研究していて、シャチがわかることはないです。
さて、U とはネイティブが
a も s もつける気がおきない
名詞です。 a も s もつかない形で、ネイティブの心に浮かびます。the がつくことはありますが、今回は the には深入りしません。テーマが拡散しては、通常の参考書と同じですから。
I need a money.
I need moneys.
がネイティブの心にうかぶことはありません。これが U名詞 です。なぜ心に浮かばないのか？と聞いても
知るかよ
で終わりです。彼らもどうしようもないです。おおざっぱな傾向はありますが、数学の公式のようにすべてに通じるものではないです。このおおざっぱな傾向はすでにお伝えしていますが、またお伝えします。今回は１回の情報量が多すぎになるので、なしにします。
girl は C です。これは U と逆で、a も s もなしでネイティブの心に浮かぶことがない名詞です。
I need girl.
これはネイティブの心に浮かびません。２０００年うかばなかったし、今後４６億年浮ばないでしょう。
I need a girl.
I need girls.
これがネイティブの心に浮かびます。これが C名詞 です。
では最初の問題の、サトル君の解答はどこがネイティブの心に浮かぶバージョンと違うのでしょうか？
Please tell me which to buy ticket.
最後の ticket です。ticket は C です。
ticket は C なので、a も s もついてない ticket はありえないのです。ネイティブの心に浮かぶバージョンは
Please tell me which ticket to buy.
です。この場合は、which が a の代わりのような存在とネイティブは感じます。なのでネイティブはOK気分になります。無意識でしょうが。
Which season do you like?
season は C ですが、which があるのでOK気分です。
今回はここまでにします。これに the だ、some だ、とやりだすと焦点ボケボケになります。１ページにたくさんの情報を詰め込むのは、通常の参考書でやってます。ワーグナーミトミワールドではやりません。ただネイティブが最後に言ってる
The girl that I need is you.
については、次の記事でお伝えします。ええ、そーだったの！という衝撃の事実がまってます。
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