ミトミの HAVING 過去分詞 を省略するとき、しないとき

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回も通常の参考書ではやらない、文法専門書でやっていても小難しいわけのわからない説明で英語学習者の助けになってない、ことをワーグナーミトミの独自解説でお伝えします。あまりの大作ぶりに?前半、後半の2部構成になりました。ではその後半部分をどうぞ。

 

今回は前回の続編になります。こうしないと1回の情報量が多すぎです。お、前回の最後の問題文です。

Becauseマン が played の王権を停止しています。王である動詞は am ひとつです。動詞ひとつならOKなのが英語です。ワーグナーミトミ英語の原点です。さて、この Becauseマン がネイティブはいやになりました。ほかの王権停止技で played の王権を停止します。

played にそのまま ingマン をつける。過去テイストを保持したまま王権を停止できる、素晴らしい方法です。でもネイティブは ingマン で王権を停止するときは、必ず原形に戻さないと気がすまない人達です。これが彼らの心に浮かぶことはないです。

しかしほかに過去のテイストを表現する方法もないので苦し紛れに?、ネイティブの方々の心に浮かぶのが

Having 3 ( 3 とは過去分詞とやらのワーグナーミトミ版)

です。完了形は過去とはテイストが同じではないのですが、もうほかにどうしようもないのですな。Have技で王権を停止しないと王になってしまうので、ingマン で王権を停止します。3 は 3マン にがっちり王権を停止されてます。カスです。王である動詞は am だけです。OKです。

 

おおっと、ネイティブはこの having は省略する気にならないのですな。

Because I am liked by Miku, I want to see Miku.

Being liked by Miku, I want to see Miku.

Liked by Miku, I want to see Miku.

この やられ受動態 の Being はネイティブはよく省略します。

Because I liked Miku, I want to see Miku.

Having liked Miku, I want to see Miku.

この やりHaving 3 の Having はネイティブは省略しません。

 

おや、もう一問でてきました。

前半が過去、後半が現在です。

サトル君、前半を having 3 でいきます。過去テイストを出すため、そうするしかありません。

Having been born in the USA, he speaks English well.

Having 3 です。サトル君、Having を省略する気はありません。ところが

なんと、ネイティブが Having 3 両方、Having been を省略すると言い出しました。

どうも

やられ受動態 プラス Having 3 バージョンの

Having been 3

ならネイティブは Having been 両方とも省略してもいいや、という気分になるようです。

Being 3

の Being を省略して 3 だけ残すのと同じ感覚でしょう。

ただこれをやると

Because I am liked by Miku, I want to see Miku.

Being liked by Miku, I want to see Miku.

Liked by Miku, I want to see Miku.

Because I was liked by Miku, I want to see Miku.

Having been liked by Miku, I want to see Miku.

Liked by Miku, I want to see Miku.

最後の省略バージョンが同じになってしまいます。前半が現在なのか、未来なのかはわからなくなります。

しかし、ネイティブの方々は気にしません。過去と表わしたいなら

Liked by Miku 4 years ago, I want to see Miku.

などの手を使うからです。無意識でしょうが。

今回は2回に分けてお送りせざるをえない、Being, Having been 省略の詳細な過程についてお伝えしました。なかなかここまで執念で追求したものも珍しいのでは?ワーグナーミトミワールドだからできるものをお伝えしていきます。

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