ミトミの関係詞で特定されてても THE が必ずつくわけじゃない

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はまだ広く周知されていないことを、いち早くお伝えします。ネイティブの心にあるひとつの表現が瞬時にポーンと浮かぶ、その光速よりも速いプロセスを、念入りに詳細に限界まで追求していくのがワーグナーミトミです。今回も日本語とは46億光年かけ離れた、ネイティブの瞬時の心の動きをお伝えします。これを知ることで、英語ネイティブではないみなさんの英語力は増強していきます。では始めましょう。

This is (        ) doll that she made yesterday.

お、(    ) に答えを書き込む問題です。サトル君、この問題にアテがあるようです。

関係代名詞 that で doll という物体が特定化されている、と読んでいます。ワーグナーミトミ的には、関係代名詞 that が made の王権を停止していることのほうが大事ですが。

This is ( the ) doll that she made yesterday.

サトル君、正解です。

なんとなく地球上のどこかにある人形

ではなく

彼女が昨日作った

という記述で特定化されています。そのためネイティブの心に特定テイストの the が浮びます。ネイティブの心に the が浮ぶ、典型的なケースのひとつです。基本通りです。

あれ、サトル君、何を見つけたのでしょうか?

かなり動揺、混乱しているサトル君です。サトル君の危機を察知して?それともたまたま偶然?どこかで英語を教えているであろうあの英語コーチが来ました。

なんと関係詞がついても the がつかないケースがある!一体どんなケースなのでしょうか?

This is the doll that she made yesterday.

the が入ってます。基本通りです。彼女が昨日作ったその人形です。ひとつの人形を作りました。

This is a doll that she made yesterday.

こちらは a が入っています。彼女が昨日作った人形はひとつではないです。複数です。彼女が昨日作った

人形たち

のひとつ、というテイストです。物体が複数あり、その中のひとつ、という時は、ネイティブの心に a が浮びます。

このことはあまり知られていません。そのため最初の

This is (       ) doll that she made yersterday.

の問題は、出題者が人形の数がひとつなのか複数なのか、を明らかにしなければなりません。ところがこのことが周知されているとは言いがたい状況です。でもこれをよんでいるみなさんは、このことを心にとめておいてください。まもなく周知されていきまよ。みなさんはこのことを意識して英語を発信してください。

おお、君よくそこまで英語を習得したな、たいしたもんだ

とネイティブの方々に高評価されますよ。

それでは今回はここまで。

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