ミトミのこっちも知っとこう、選択肢に WILL 原形がないぞ

みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本人の英語技ストックから抜け落ちていることが多いケースについてお伝えします。いちばんよくネイティブの心に浮かぶ基本形ではないのですが、意外とよく使われます。日本では今回のパターンを未来進行形と呼んでいますが、その名称だけではそのパターンのネイティブが感じているテイストはわかりません。ワーグナーミトミがそのテイストをお伝えします。始めます。

今日もいつものように英語学習するサトル君です。

軽めのおや?問題に出くわしたのでしょうか?

 

なるほど3つの選択肢から選ぶ問題ですな。

これがサトル君のおや?の理由でした。たしかにいちばん通常で定番の

will 原形        will stop

が選択肢の中にありません。ということはいちばん通常で定番ではないけれども、ネイティブの心に浮かぶパターンがこの中にあるのですな。それはどれだ?

お、サトル君、自信にあふれた一言です。そうです、ingマンに王権を停止されてカスに転落している stopping は話になりません。

We will stopping at Tokyo Stasion.

こりゃ王がいない国です。滅亡しましたな。1ラウンド2秒、飛び膝蹴りでKO負けです。

サトル君、次の選択肢を考慮しています。

We will be stopped at Tokyo Station.

be          王権停止の技がかかっていない 王

stopped   3マンにより王権停止    カス

という王関係です。王がひとりだけの、ネイティブOK状態です。ただこの文のテイストは?

東京駅で止められてますな、たしかに。こういうケースはありえるっちゃあ、ありえるケースではありますが。

サトル君、素晴らしいぞ!その通りです。英語はボクシングと同じ判定決着があります。数学のようにいつもKO決着はつきません。ありえるケースでも

ネイティブの心に浮かぶ回数が少ない

ほうは判定負けします。そのため英語学習では文法上は正しいけれども、ネイティブの心に浮かぶ回数が少ないケースを選ばない学習、そしてその練習が必要です。

ここは英語学習で非常に大事な点です。文法ルールだけで数学のように理詰めな思考だけで英語学習していくと、

なんだと?こっちもいいじゃないか!

の回数が増えていき、嫌気がさして英語学習引退の道を進みます。

数学        判定決着のないバレーボール

英語        判定決着がけっこうあるボクシング

学と語はまったく違う競技、あえて競技といってます、ということを常に意識して英語学習をしてください。

サトル君、文法上正しく、それでいてネイティブの心に浮かぶ回数が多そうなほうを選びました。時間がかかる消去法ではありましたが勝利です。

ただこの消去法は解答出すのに時間がかかるので、とてもじゃないですが難関校の受験では通用しません。難関校の受験は世界水泳の競泳です。瞬時に解答するためには、正解ネタを仕入れておくことが必須です。この問題の正解

We will be stopping at Tokyo Station.

はどんなケースでネイティブの心に浮かぶのでしょうか?

なるほど、その状況での成り行きなどから

~ということになるだろう

という気分にネイティブがなった時に

will be ~ing

のバージョンがネイティブの心に浮かぶのですね。

このバージョンを心に入れておきましょう。英語を受信するのにも、発信するのにもいいですよ。

それでは今回はこれにて。

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