みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語学習でよく出くわす表現の、意外と意外な点についてお伝えします。知らないとかなり使いそうです。テスト問題で選んでしまいそうです。1点差で何百人も並ぶ激烈なテストでは合否の分かれ目になります。合のほうに入っていきましょう。スタートです。
お、今日も街角で英語学習するサトル君の姿があります。
おや、ちょっち問題にぶつかったようです。
なるほど、3つの選択肢のうちネイティブの心に浮かぶのはどれか?ですな。
とにかく much は?どうなんだサトル君?
サトル君見事です!much は U名詞にしかネイティブの心に浮かびません。
milk, money, oil, salt, sugar 他多数は U名詞のバージョンでネイティブの心に浮かびます。U名詞バージョンなので a も s もネイティブの心に浮かびません。
I drink milk.
そしてこの U名詞の時は
多いとき much
少ないとき little
がネイティブの心に浮かびます。ところが boy は U名詞ではなく C名詞でネイティブの心に浮かびます。ひとりなら a,ふたり以上なら s がネイティブの心に浮かびます。C名詞なので
多いときは many
がネイティブの心に浮かびます。much なんて浮かびません。much はKO負けで消えていきます。
そうです、few は C名詞の時にネイティブの心に浮かびます。C名詞では a や s がネイティブの心に浮かびます。
I have a cat.
I like cats.
この C名詞で少ないテイストの時に、 few,a few がネイティブの心に浮かびます。
I have a few cats.
I have few cats.
となると
たしかにどっちでもいい感じです。どうするサトル君?
おおっと、ここで
セコンドの指示を仰ぐ
というベストな行動に出ました。そうです考えてもしゃーないことが英語学習には山ほどあります。そういう時は考えないでとっとと知識を仕入れたほうがいいです。テスト中ではないのですから。
サトル君、
見覚え聞き覚えのあるほう
というセコンドの指示に従い only a few を選択しました。勝利です。
few の時点ですでにドーンと少ないので、それをさらに only で強調する気にならない
なるほど、ここで a few と few のテイストを思い出してみましょう。
a few の一例です。
これが a few のテイストでした。だいたいですが。
few です。ドーンと少ないです。
少ないですな。
では few スーパーアリーナバージョンのテイストも思い出して見ましょう。
お、格闘技イベントプロデユーサーのサトウ氏が再登場です。
なかなか豪華な対戦カードです。え?そうでしょう?
イベントの成功に自身満々のサトウ氏です。
がひょーん!という観客動員数です。もうこの時点でドーンと少ないです。これにさらに only を加える気分にはならないです。
I know only a few girls.
これはネイティブの心に浮かびます。
I know only few giris.
こちらはネイティブの心に浮かびません。
それでは今回はこれにて。なお few に関しては
ミトミの世界初!FEW イラストで表現したぞ
ミトミのこれもあるぞ!FEW スーパーアリーナバージョン
のふたつのエピソードが参考になります。
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