みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はみなさんがすでに知っているであろう単語の、意外と意外な?ネイティブ感覚についてお伝えします。英語と日本語が対応関係にない言語なので、いろんなありり?がおきます。ネイティブが感じているネイティブテイストを知り、吸収していくことが、英語力をつけていくのに不可欠です。今回は頻出するケースの一例です。ワーグナーミトミが実際に生徒を指導している最中に、生徒がありり?とよくなります。ではスタートです。
今日も前向きに、街角の路上で英語学習するサトル君です。
何を学習してるのでしょう?余裕ありそうです。
Mt. Fuji is ( tall, high).
選択問題ですね。サトル君、この問題は簡単すぎるだろう、という感じですね。
山だから決まっているだろう、ということですね。
Mt. Fuji is high.
サトル君、楽勝すぎる楽勝です。
おや?
サトル君、なにを見つけたのでしょう?
なにかサトル君を混乱させるもの、を見つけたようです。
The building is tall.
という文を見つけたのですね。building には tall はないだろう、と思っているサトル君です。サトル君の危機を察して?哀愁の英語コーチがいますね。
サトル君は
人、または木などの生物系は tall
ビルなどの建築物、山などの地形系は high
と思っていたようです。どうもこれが違うようです。ではネイティブの感覚はどうなっているのでしょう?
tall は 横幅に比べて高さがはるかに高い
というテイストだったのです。ビルは横幅に比べて高さがはるかに高いため、ネイティブの心に tall が浮ぶのです。生物か建造物か?は関係ありませんでした。日本では tall は 「背が高い」というテイストでこの形容詞を知ることがほとんどなため、ビルには high だろうと思いがちです。
では high のテイストはどうでしょう?
highは 地上から高い
というテイストです。富士山は地上から高いです。でも横幅もあらためて見ると広いです。富士山の横幅なんて有名ではないですが。
この形では、ネイティブの心に浮かぶ形容詞は high です。
How tall are you?
人の身長を尋ねる時の疑問文です。これが
How high are you?
となると、登山している人に高度を聞く疑問文になります。
今、どのくらいの高さの地点にいますか?
というテイストです。
単語にネイティブが感じているネイティブ感覚を知り、吸収し、自らのコミュニケーションに使っていってください。ワーグナーミトミはそのネイティブ感覚をお伝えしていきます。
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