ミトミの人類初 EASY TO TALK WITH を分析する

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はこれまでだれも追及したことのないパターンの形成過程を、詳細に分析したものをお伝えします。こういうパターンがある、というだけで紹介されてきているパターンに人類史上初めての考察、分析を行っています。この分析の過程で、より英語がネイティブのように心に形成されていくようになります。ではその人類史上初の領域に進みましょう。

have a, to, friend, I, with, talk

順番並べの問題です。have a はくっついているのですな。英語力つけるのに最高にいい練習です。サトル君、これが大得意のようです。

I have a friend to talk with.

サトル君、正解です。

この正解の文は、最後が with で終わっています。

サトル君は、最後が with で終わる理由を解説できるようです。

I have a friend.    I talk with the friend.

ネイティブは同じ物体を合体させたくなります。

I have a friend the friend I talk with.

王である動詞がふたつです。ネイティブは王ふたりを許しません。そこで the friend を that に変身させて、talk の王権を停止します。

I have a friend that I talk with.

これが関係代名詞バージョンの正解です。ただネイティブはワンパターンがきらいなので、that 以外の技でも動詞の王権を停止したがります。

I have a friend I to talk with.

that ではなく to でtalk の王権を停止してます。ただ to で王権を停止するときは、もう正式な文をしゃべる気がないので、I なんて最初で言ってるんだからもういらないや、という気分になります。その結果

I have a friend to talk with.

これが不定詞バージョンの正解になります。関係代名詞バージョン、不定詞バージョンどちらのケースでも with はそのまま残っています。前置詞という小物ですが、なんとなく消えることはないので、そのまま残っているわけです。talk は動詞なので、ネイティブの心に直後に物体が浮かばないのですね。

サトル君、ずいぶん英語力をつけましたね。おや、

teacher, is, our, to, easy, with, talk

もう一問でてきました。サトル君、連勝できるでしょうか?

Our teacher is easy to talk with.

サトル君、2連勝です。こちらも最後が with です。

最後が前置詞で終わる文は、サトル君の得意技になりましたね。

あれ?サトル君どうしたのでしょう?

物体の後ろに to がない

おやおや、これはどうしたことか。サトル君、1問目と2問目の違いに気がついたようです。正解出したあとですが。

I have a friend to talk with.

Our teacher is easy to talk with.

たしかに一問目は to の前が物体です。ところが2問目は物体ではありません。これは一体どういうことか?ここでなぜかタイミングよく通りかかる例の英語コーチが登場です。

2問目の文のネイティブの心の中での、その形成過程を見てみましょう。

Our teacher is easy.  We talk with our teacher.

ふたつの短い文です。同じ物体がありますが、ワンパターンがきらいなネイティブは同じ物体の合体をしないこともあります。そのため

Our teacher is easy we talk with our teacher.

同じ物体同士ではない2文合体をしてしまいました。もちろんこんな形のままで、ネイティブがOK気分のわけはないです。とにかく talk の王権を to で停止します。

Our teacher is easy we to talk with our teacher.

to で王権を停止するとなると、もうちゃんと文をしゃべる気分はネイティブからなくなります。最後の our teacher は文の最初にあるので「もういらないや」ということになり省略されます。

Our teacher is  easy we to talk with.

さて we です。 we は前にありません。ただ to で王権を停止するときは、 we to talk with なんてありえません。for 人 to がネイティブの心に浮かびます。そのため

Our teacher is easy for us to talk with.

これが正式な to による王権停止のパターンです。ところが前で Our teacher とあるので

いちいち言わなくてもわかるだろう、ネイティブ同士

というノリで for us を省略してしまいます。

Our teacher is easy to talk with.

これでいいや、ということですね。

もうひとつ例をあげときます。最後に前置詞がない例です。やってることは同じです。

The dictionary is easy. We use the dictionary.

The dictionary is easy we use the dictionary.

The dictionary is easy we to use the dictionary.

The dictionary is easy we to use.

The dictionary is easy for us to use.

The dictionary is easy to use.

すべて同じパターンです。違いは最後に前置詞がないことだけです。それは use が動詞なので、すぐ直後に物体が来るからです。こちらは前に our などありませんが

もうわかるだろう

のノリで for us を省略してしまいます。

This question is difficult to answer.

This river is dangerous to swim in.

もうこのパターンがネイティブのように使いこなせますね。

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