みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はみなさんが英語の練習問題をやっていく中で、非常に間違えやすいケースをお伝えします。連日連夜、365日、午前から深夜0時まで、大晦日も元旦も、実際に英語を指導しているワーグナーミトミです。その実際に英語指導をしている中での発見、新たな指導法などをこのワーグナーミトミワールドでみなさんにお伝えしています。今回お伝えするのは特別にありり?となる回数が多いものです。ありり?となったものは素早く「そーだったのか」にすることが英語学習では大事です。ではその「そーだったのか」にまいりましょう。
伊豆に来て5年になります。
I ( ) ( ) in Izu for 5 years.
お、空欄を埋める問題ですな。
サトル君、意欲的に取り組みます。いい姿勢です。
I ( have ) ( come ) in Izu for 5 years.
おおっとバツです。
伊豆に来て5年
伊豆に5年前に来て、その状態が今も続いています。そのテイストなら have 3 の出番です。3 は過去分詞と言われてるものです。ワーグナーミトミ英語では 3 です。
I have come in Izu for 5 years.
これのどこがまずいのでしょうか?おっと、この街のどこかで英語を教えているであろう、謎の英語コーチが現われました。
日本語の 来て と英語の come はテイストが違う
これはどういうことか?見てみましょう。
なにやら訳ありの男が伊豆にやってきました。伊豆で新しい人生を始めるつもりですな。
お、過去になにか訳ありだった男、その後いい人生を切り開いたようです。伊豆に来て5年、幸せを手に入れましたな。
これが日本語の
伊豆に来て5年
のテイストです。では英語の
I have come in Izu for 5years.
こちらのテイストを見てみましょう。
I have come in Izu.
伊豆に来たところです。これから伊豆で新たな人生をはじめるのですな。決意新たに。そして
I have come in Izu for 5 years.
ありり?この男まだ伊豆の駅に到着したままの状態です。しかし、伊豆に到着してから5年もたっているぞ!なにを駅でぐずぐず停滞しているんだ!
この妙なテイストが
I have come in Izu for 5 years.
のテイストです。かつてニューヨークの空港で3ヶ月くらす破目になった男の映画がありましたが、通常は起こらない状況です。英語の come は
到着する
ただそこだけのテイストです。日本語の
伊豆に来て5年
の 来て のような その後の暮らしぶり を含んだテイストはありません。日本語の その後の暮らしぶり を含んだテイストを英語で表すなら
I have been in Izu for 5 years.
I have lived in Izu for 5 years.
など been や lived などの 3 (ワーグナーミトミ英語における過去分詞)を使えばいいのです。この been や lived に come のテイストは含まれてしまっています。まず来なければいることも、生活することもできないのですから。
直接指導中の練習問題の中で、多くの生徒が陥るのがこの
来て5年 have come ~ for 5 years問題
です。
来て5年 have been ~ for 5 years
来て5年 have lived ~ for 5 years
で覚えてしまいましょう。それでは快進撃の英語学習をお楽しみください。英語の練習問題は連勝することが大事です。ネイティブがやってるみたいに。
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