みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は通常のテキストでは丁寧で、あたりさわりのない表現で紹介されている重要な動詞についてお伝えします。あまりぶっちゃけた表現はできないのが通常の参考書です。ただその「丁寧な表現がわかりにくさにつながるケース」がかなりあります。ワーグナーミトミワールドはその点が自由なので、遠慮なしの本質ズバリの解説ができます。ではその遠慮なしの世界へ行きましょう。
Do you mind closing the window?
お、mind の文ですな。心 というテイストの名詞ではなく、王の動詞 mind です。
~するのはいかがですか?
というテイストをサトル君は習ったようです。mind が王なので、close は ing で王権を停止しています。OKです。この場合は窓を閉めるのをうながす感じです。
サトル君もOK気分です。おや、次の文です。
Do you mind my closing the window?
なにやら my が入ってきました。
私のいただけませんか?
なにやらテイストがあやしくなったサトル君です。お、そこにあのどこで英語を教えているのか?正体不明の英語コーチが来ました。
いただけませんか?テイストで mind を覚えるのはやめよう、とのことです。ていねいな感じはするのですが。
いやですか?
このテイストで mind を覚えたほうがいい、とのことです。そうなると
Do you mind closing the window? は
あなたはその窓を閉めるのいやですか?
となります。なんかもろ、な感じですが意味は明確になります。
Do you mind my closing the window? は
あなたは私がその窓を閉めるのいやですか?
となります。これまたもろ感覚ですが、テイストは明確になります。文中の my は close するのが you ではない I のためです。ただこんな文のど真ん中に I を入れる気分にネイティブはなりません。文の最初ではないので。そこで代わりに my を入れてしまいます。I でなけりゃいいや、とばかりに me をいれてしまうこともあります。
Do you mind me closing the window?
~するのいやですか?
テイストのほうが混乱しません。それはこの文への返事に影響します。
Do you mind having tea with me?
Yes, I do. I mind it.
この返事のテイストは
はいそうです。私はそれがいやです。
になります。そういうつもりならいいのですが、そのつもりでないのなら、混乱を引き起こします。もしこのネイティブとお茶を飲みたいのなら
Do you mind having tea with me?
No, I don’t. I don’t mind it.
いいえ、そんなことないです。私はそれがいやじゃないです。
という返事になります。これはほんとに基本的な返事です。実際には
No, not at all.
ぜんぜんいやじゃないです。
といった会話表現が使われています。ただそうした会話表現のもとのオリジナルテイストが大事なので、あえて紹介しています。
mind は
~をいやがる
というテイストで覚えておくと、混乱しません。頻繁に使われる動詞なのでぜひおさえておくといいですよ。
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