ミトミの初心忘れるな、ネイティブ回路を追跡せよ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語学習中に、ついやりがちなケースについてお伝えします。連日連夜のワーグナーミトミの英語指導の最中に、起きたケースのひとつです。英語問題に取り掛かる際の、とても大事な姿勢とでもいえるものです。それではスタートします。

いろいろあっても英語学習はするサトル君です。

ほほう、これがサトル君の見てる問題ですな。

余裕も余裕、ど余裕のサトル君です。

もう答えを決めてしまいました。どういう思考回路で答えを決めたのでしょう?なんか

to the tichet

だけの根拠なしのノリで決めたような感じですが。

ここで「うっ」です。

正しい英語思考回路が戻ってきたようです。

give の語法を思い出したようです。give にはふたつのパターンがあります。

give 人 物 2連ちゃん

I gave the man the ticket.

give 物 to 人

I gave the ticket to the man.

の2パターンです。これが解答に至るスタートです。この語法を仕入れておき、こうした問題の時に思い出すのです。考えて答えを出すのではありません。文法ではなく語法ですから。

to を入れる、ということは

give 物 to 人

のパターンです。

では解答に至る過程をスタートから見ていきましょう。

最初にネイティブに浮かんだ文です。

I gave the ticket to the man.

これが前に出た  give 物 to 人 パターンの文です。

ふたつの文中での同じ物体 the man が合体しました。ふたつの文がひとつになったので、王がふたりいます。王ふたりはダメなのが英語です。ワーグナーミトミ英語の基本中の基本です。

後ろの the man  が that に変身して王権停止力を獲得、gave  の王権を停止しました。王は Is ひとりです。これにてOKです。

that の出身が後ろなので、that を透明人間バージョンにすることもできます。透明人間バージョンでも王権停止力はあります。透明人間はドアを開けられます。見えないだけです。to の場所は最後でした。

サトル君、初心を取り戻しました。よかった。

それでは今回はこれにて。

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