ミトミの前例なき詳細な分析! IF に飽きての TO 王権停止

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は仮定法を参考書で見ると、最後のほうに紹介してある IF を使わないケースについてお伝えします。通常はその最終形が紹介されているだけです。どのような英文構成の変化がネイティブの心の中で起きているのか?を詳細に分析、追及したものはありません。この誰もやらないことをやるのが英文分析の鬼才、ワーグナーミトミです。この誰もやらないことをお伝えしているのがワーグナーミトミワールドです。それでは前人未踏の英語分析の世界へいきましょう。

本日も英語学習してるサトル君です。

お、これがサトル君の見てる英文ですね。仮定法と日本で言われている文です。

もし~なら、~だろうに

というテイストです。

サトル君、この技には余裕があるようです。

王関係を見てみましょう。

heard    if により王権停止       カス

think      王権停止の技かかってない  王

was        that により王権停止     カス

born       3 により王権停止       カス

という王関係です。王はひとりです。OK。

おや?

サトル君に余裕がなくなりました。

あら?カンマの前の部分が変わりましたな。どのようなプロセスで

If you heard his English

To hear his English

に変化してしまったのでしょうか?何がネイティブの心に起きたのでしょうか?

ここで哀愁漂う通りすがりの英語コーチが来ました。そうです、

途中をすっ飛ばさない

で変化の過程を追うことが、英語学習でいちばん大事なことです。途中をすっ飛ばして、最終形の型だけ例示しても理解は深まりません。

これが基本の ifバージョンです。

おおっと、ここであの謎のネイティブ男が乱入してきました。なんか if 気分がしないようです。まあ例によってワンパターンがイヤなのですな。

if 気分がしないので、if を拒否しました。あらら?

if がなくなったことで if のもつ王権停止消滅したので、heard になってしまいました。これはまずい!王ふたり状態です。この国が滅びます。

heard の王権を停止するため to を入れました。to のもつ王権停止により、heard の王権は再び停止されました。よかった。ひとまず帝国崩壊の危機は免れました。

ありゃ?to による王権停止となると、ネイティブ男にちゃんと文を作る気分がうせたようです。you なんかなくてもいいや、という気分ですな。

のいるほうにちゃんと you がいるから、カスのほうはいいや

という気分ですな。

if にかわって to が王権停止しています。カンマから後ろの王関係は何も変化なしです。この toバージョンでも王はひとりです。if で王権停止しようが to で王権停止しようが、ひとりならOKなのが英語という言語です。

ネイティブは王権停止のパターンがワンパターンなのを嫌う人々です。王権停止のパターンがワンパターンだけなら、英語を意識的に学習していく日本人には楽です。でもこればかりは日本人にはどうにもできません。違うパターンの王権停止技を習得していきましょう。

それでは今回はこれにて。

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