みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は文法、単語といった英語学習のメインロード?の影に隠れて、つい忘れられがちなテーマについてお伝えします。文法と単語は英語学習に必須なのは言うまでもありません。ただ英語学習にはこのふたつに加えて、第3の必須事項があります。この第3の必須事項なしでは英語力増進は望めません。ではこの第3の必須事項の実例を見ていきましょう。スタートです。
さあ、本日も英語学習してるサトル君ですよ。
およ?なんか難しい問題に出くわしたみたいです。
単語を並べる問題ですな。かなりの数の単語です。おまけに1語不要ときました。
サトル君、素晴らしいです。そうです、show という動詞が
ネイティブの心に浮かぶ時の並べ方
を知っているかどうか?が勝敗を決めます。これは文法ではありません。
語法
です。英語全体に当てはまるパターンではなく、ひとつの単語特有のパターンです。この語法は考えて答えを出すものではありません。知って覚えていくものです。文法ではないので、考えても無駄です。この語法を意識しないで英語を学習してる人が非常に多いです。英語学習とは文法と単語のふたつではありません。
英語学習は 文法と単語と語法
です。
サトル君は、shwo がネイティブの心に浮かぶ時は
show 人 物
の並びで心に浮かぶことを過去に仕入れておいて、今思い出したのです。考えたのではありません。
これでこの文の中心核の部分ができてしまいました。
残ったメンバーです。
おお、サトル君、これまたいい方法です。最初から順番通りに最後まで並べなくてもいいのです。最後のほうっぽくてもくっついている関係があれば、つなげてしまえばいいのです。
あらら?そうなるとたった3つしか単語が残っていません。こりゃゴールは寸前です。
こんなパターンはありえません。
受動態の
I am taken~
完了形の
I have taken~
ならありですが、I の後にただのカスの3なんてネイティブの心に浮かびません。
そうなると
ところが
show と took 王がふたり
いるのもありえません。王権停止技が必要なのですが、見当たらない?
おおっと、ここでセコンドからの指示です。もつべきは有能なセコンドです。
セコンドの声を聞いたサトル君、見事に王権停止技を見抜きました。
透明人間バージョンの that が took の王権を停止してくれてました。
透明人間は我々の目には見えなくても、ドアを開けたりできます
それと同じで透明人間バージョンの that は見えなくても、王権停止力を発動しているのです。
こちらは透明人間バージョンではない、通常の見えてるバージョンの that です。王権停止力を発動しているのは同じです。
そうなんです、後半は文法思考でしたが、前半の
show 人 物
とならべる語法知識がなかったら、この問題の正解にたどり着けないでしょう。文法だけでなく、語法も大事です。
それでは今回はこれにて。
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