みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本の英語教育の一大失態、多くの英語学習者が英語学習から離脱、それも大量離脱してしまう原因がエピソードテーマです。英語は一度わからなくなって離脱してしまうと、立ち直りが非常に困難です。そのまま一生涯を終えてしまうケースから逃げられません。今回はこの大量離脱の原因を、人類史上初めての詳細さと執念で検証していきます。人類史上前例なき英語コーチ、ワーグナーミトミだけができる独自の分析、とくとご覧ください。ワーグナーミトミがこの悲劇のループを断ち切ります。
なにはともあれ英語学習するサトル君です。
おおっと、いきなり何だ?
なるほど、この問題でしたか!
そうです、希望に燃えて始めた英語学習ですが、この
must と have to
で大量離脱事件が起きます。それぐらいこの
must と have to
を同時に教えられることは、壊滅的な被害を日本の英語教育にもたらしています。このふたつを同時に教えてしまう理由は、このふたつのテイスト
~しなければならない
が似ているからです。しかし、テイストが似ていても、このふたつはまったく違う技です。そのため技の運用方法が、けた外れに違うのです。
囲碁と重量挙げ
くらい違います。今回はこのふたつが、どれだけとんでもなくかけ離れた技か、を常識はずれの執念で追求します。
must の基本文です。王は run です。must は can と同じ
カスの助動詞
です。can のテイストは「~できる」ですが、must のテイストは「~しなければならない」です。でもテイストが違うだけで、王には46億年なれない
カスの助動詞
という点では同じです。
have to の基本文です。王は have です。run は to に王権停止されています。これが have to の正体です。そうです
have to は不定詞
です。助動詞なんかではありません。
You want to run.
You have to run.
どちらも toによる王権停止です。不定詞です。この
不定詞の have to を、助動詞として must と同時に教える
という暴挙をしていることが英語学習大量離脱者を出している原因です。検証を続けます。
You が He に変わりました。でもそのことに何の影響も受けない助動詞 must です。知らん顔してます。何の変化もありません。
おお、こちらはそんなわけにいきません。
You から He に変わったことで、内容が
一人のウワサ(現在の暮らしぶり)
になってしまいました。そうなると have は動詞(王)なので
一人のウワサ(現在の暮らしぶり)
テイストをネイティブは反映させないと気がすみません。
have を has
にします。
want を wants
にするのと同じことです。同じ動詞ですから。
疑問文になりました。can と同じことなので、must を前に出します。
こちらは do を
疑問ハケンマン
として前に出します。
Do you want to run?
と同じことをするだけです。同じ動詞ですから。
you が he に変わりました。でも何の影響もありません。それに何の影響も受けない can と同じことですから。
ところがこちらは大違い、Do が Does になりました。
一人のウワサ(現在の暮らしぶり)
のテイストを反映しないと、ネイティブの気がすみません。でもこれは
Does he want to run?
と同じことをしているに過ぎません。助動詞ではなく動詞ですから。
否定文になりました。
You cannot run.
と同じことしてます。同じ助動詞ですから。
こちらは違います。
You don’t want to run.
と同じことしてます。まあ同じ動詞なので当然ですが。
ところがただでさえ混乱する状況を、さらにひどい状態にしていることがあります。この don’t have to のテイストが
must not の~してはならない
と違ってしまうことです。
don’t have to のテイストは ~する必要がない
です。ただでさえまったく運用法がちがうことで混乱の極みにいるのですから、これでトドメを刺されます。多くの離脱者が出るのも当然です。ふー。
悲しみをこらえて進みます。
You が He に変わりました。それがどうした?状態ですね。何の影響もありません。
He cannot run.
と同じことしてるだけです。
ところがこちらはそうはいかない。 You が He に変わるやいなや
ひとりのウワサ(現在のくらしぶり)
テイストの反映です。
He doesn’t want to run.
と同じことになります。同じ動詞ですから。
なんだこりゃ?未来テイスト出そうとしたのでしょうか?でもこんな助動詞2連ちゃんなんて、ネイティブの心に浮かびません。
でもこちらはOKです。ふつうの動詞なので、未来テイストの時は、 will を動詞の前に入れます。ふつうの動詞と同じにやるだけです。
なんだなんだこれは?過去テイストを出そうとしたのでしょうか?でもネイティブは、助動詞の後は動詞の原形しか心に浮かびません。助動詞の後に過去形なんて、ネイティブの心に浮かぶことはないです。
あと must の過去形もネイティブの心に存在しません。
mast? こりゃ船のマストです。だめだこりゃ。
have の過去形は had です。過去なら had がネイティブの心に浮かびます。run が過去なら ran がネイティブの心に浮かぶのと同じ、自然なことです。同じ動詞です。
いやーあまりにも違いすぎる!こんなとんでもなく違うものを同時に教えられてモノにしろ、と言われても
できるかい!
ということです。でれでは英語学習者の生存者がわずかになってしまうのは当然です。
ワーグナーミトミはこのふたつを同時には指導しません。
must は助動詞
have to は不定詞
の時間に別々に指導します。テイスト重視の指導による大混乱なんて起こさせません。問題の根本は、現行の英語指導は
王権停止
という英語という言語の根本基盤なしに英語を指導しているので、
have to は to による王権停止(不定詞)
と見抜けないところにあります。この被害が多大です。
ワーグナーミトミは英語教育、英語指導を根本から改革していきます。
それでは今回はこれにて。
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