みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回のエピソードは多くの英語学習者がすぐさま見慣れた解答に飛びついてしまい、その結果敗北することが非常に多いケースです。しかもこの技は英語ネイティブの暮らしの中で、使用頻度がとても高いパターンです。これは日本でも教えられてはいるのですが、「そういやそういうのあった!」的な存在にどうしてもなってしまっています。ネイティブのこの技の使用頻度は高いので、自らの技として習得しておく必要があります。では始めます。
今日も英語学習してます、サトル君。
並べる問題ですね。
楽勝気分のサトル君です。
いいですね、こういう英語思考が大事です。
お、並べましたね。
喜びにあふれるサトル君です。
おおっと、ここで「うっ」が来たぞ。
なるほど、そりゃ妙です。
have 3 の完了形
ではないネタを思い出したサトル君です。これはこれでたいしたもんです。よくぞ思い出しました。
使役の have
です。使役で有名な make や let と違い、忘れられがちな使役王 have です。
使役王 have 自体に王権停止力があるので、have 自体が王権停止をします。そのため他の王権停止技は存在しません。have の後ろの物体、この場合は him に
~してもらう
というテイストになります。
ところがこの have の後ろの物体が、自分では動けない物体になると
やられ、いわゆる
受動態の be 3
になります。自分では動けないので
やられる
しかないのです。
3(過去分詞とか言われているやつ)なんてカス
なので王権停止する必要はないのですが、be は王権停止しないと王がふたりになってしまいます。でもそこは使役王 have が王権停止してくれるので大丈夫です。
おおっと、ここで謎のネイティブ男の乱入です。
特にテイストがない be なんざ透明バージョンでいい
ということですな。何をやられてるのかは、3 の repaired でわかりますし。
というネイティブの英語だけ思考で、be は透明バージョンになります。ただ見えないだけで、そこに存在はしています。
透明人間は見えないけれど、そこに存在している
のと同じです。
これが問題文の正解になります。ここで
使役王have は to に王権されているのに、王権停止力があるのか?と思う人もいるでしょう。ネイティブは王権停止力で
使役王の王権を停止しても、その王権停止力は有効
にさせておくのです。まあネイティブの方々は
いちいち別の王権停止技を調達するのがめんどくさい
のですね。
使役王の王権は停止するけど、その王権停止力は存続させておく
のです。ただし
これには例外があります。ネイティブが使役王の王権を停止して、さらにその王権停止力まで喪失させてしまうケースがあります。これは
使役王がすべて他王(他動詞)
であることと深く関係しています。
ただこのことに関しては、次のエピソードのテーマとします。1回のエピソードを情報過多にはしないのが、ワーグナーミトミワールドです。
それでは今回はこれにて。
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