みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は正解を出しそこなう回数が非常に多いケースを、エピソードテーマにしました。多くの場合「んん?」と考え出し、「うーん」と考え込み、間違えます。この負のループに陥るのは、ただでさえ習得してもつい忘れがちなパターンに、さらなる一捻りが加わっているからです。今回のエピソードで、この負のループから脱出しましょう。栄光への脱出、スタートです。
今日も英語学習しているサトル君です。
( )を埋める問題です。
これが選択肢ですな。
そりゃそうです。こんなの選んだら王がふたりです。考慮に値しません。
to find を入れてみました。
to be found を入れてみました。
どちらも王はひとりです。これはKO決着ではない判定勝負になるかな?
日本語に訳せば
この単語は辞書で見つけられるのは難しい
となります。いいのでは?という感じです。しかし、
日本語に訳してみて意味が通る
が正解にはならないのを、いやというほど経験しているサトル君です。いまさらそんな
日本語に訳してどうのこうの~
なんて英語学習では通用しない思考で答えをだすでしょうか?
おお、さすがワーグナーミトミワールドでの修行332回目のサトル君!英語の問題での
判定勝負での判定基準 ネイティブの心に浮かぶ回数が多いほうが勝ち
という英語思考で答えを決めました。英語学習者としてグングン成長してます。
理論としては、です。そのため多くの英語学習者が、この答えを選びます。でも理論としてはOKだからといっても、それだけでは勝てないのが英語です。ここが数学、物理とは全然違うところです。そのパターンがネイティブの心に、頻繁に浮かんでいることが大事です。
この文と同じテイストで、より参考書などで大きく扱われているパターンが次の It スタートの文です。
It でスタートして後ろで
for 名詞 to 王権停止
とするパターンです。この場合 the word は発見される
やられる物体
なので、
やられの be 3
になります。この for 名詞 to 王権停止 のところを通常の文にすると
となります。この文の前に他の王
It is difficult の is
が登場するので、王権停止技 for 名詞 to ~ が必要になります。
しかし
英語は数学と違います。理論的に正解となるものが複数あっても、
ネイティブの心に浮かぶ回数の多いほう
が判定勝ちします。
やられ の受動態
より
やり の能動態
のほうがネイティブの心により多く浮かびます。
ではネイティブの心により頻繁に浮かぶ、
能動態 やり バージョン
の解析に入ります。
これが やりバージョン での解答になります。
これを先ほどの やられバージョン と同じく、より頻繁に出てくる It is ~ スタートにするとこうなります。
これをさらに
この文の後半部分を普通のパターンにすると、こうなります。
そうです、この
we が見当たらない
のが疑問の原点なのです。そこにある真相は
透明バージョンです!
つい忘れがちになる
for 人 to 王権停止
の for 人 透明バージョンです。
この正解の正体は
for 人 の透明バージョンだったのです。
それでは今回はこれにて。
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