ミトミの ARRIVED か ARRIVING か?日本人最大の弱点がここだ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はとにかく日本人が英語習得の過程で、けた外れに苦しむ難所がエピソードテーマです。この苦しみの原因は、今回のテーマが日本の英語教育で欠落しているからです。英語習得の可否を決める重大案件なのに。それではこの日本の英語教育から欠落している重大案件を克服していくための、エピソード434スタートです。

本日も英語学習ですね、サトル君。

何かにでくわしましたな。

この文ですか。間違いがあれば直せ、という問題ですな。

ワーハッハ、たしかにその通りです。王ふたりなんてダメです。

あらら!どうしたのでしょう?ここで「うっ」が来ました。

ううっ、そうか!arrived が

過去形の2王

ではなく

カスの3(過去分詞)

なら、王はひとり。王ひとりなら、この文はOK?と思ったのですね。

サトル君、英語思考でがんばっているようです。

ここでセコンドの指示を仰ぎました。いい判断ではないでしょうか。セコンドの指示は

自他路線で行け

ということです。

自王(自動詞)と他王(他動詞)

英語習得に不可欠なのに、日本の英語の授業で教えられているとはいえません。日本英語教育の巨大な空白です。

おお、サトル君、arrive は自王だったのを思い出しました。

思い出した

のです。今考えてわかったのではありません。

自王、他王は覚えるもの

です。考えてわかるようになる日は来ません。

そうです、自王の文は、ネイティブが受動態にする気分になりません。

自王の文です。この文は

He arrived.

で文の正式メンバーはおしまいです。

at the airport

は文の正式メンバーではありません。正式メンバーではない

おまけ

です。

正式メンバーではない おまけ を前に出して受動態にする気分は、ネイティブに生じません。ネイティブの心に生じないものは、英語ではダメです。

The airport was ariived ~

なんて受動態の文は、ネイティブの心に浮かびません。

was arrived が存在しないので、was を ing で王権停止した being arrived も存在しません。being arrived が存在しないので、being を透明にした3の arrived だけも存在しません。

ではサトル君の見た問題文の検証に入りましょう。

これがスタートの基本の文です。王はひとりしかいません。王ひとりのOKな文です。

これがサトル君が見た問題文そのものです。スタート基本文にあった and が見当たりません。この状態では

やはり!王がふたりいるのです。こりゃダメです。and がいないので

left と arrived

ふたりの王がいます。文が爆発崩壊する状態です。ネイティブは arrived を3(過去分詞)とは微塵も思いません。arrived は自王なのを無意識の本能で感じているからです。日本人にはうらやましいかぎりのネイティブ英語本能ですが、それが第一言語というものです。

とにかく緊急事態をなんとかしましょう。

ariived を ing で緊急王権停止しました。これなら王ひとりです。王ひとりならOK、なのが英語という言語です。この文が問題文の間違いを訂正した解答になります。

それでは今回はこれにて。

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