みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は、とにかく日本人を苦しめまくっているケースがエピソードテーマです。この苦しみの原因は、日本語と英語があまりにかけ離れている言語で、あまりに共通点がなさすぎることにあります。しかし、その事実に泣いてばかりはいられません。この事実を乗り越えて、日本人が英語を習得できるようになるための大きなステップになる、エピソード435スタートです。
お、今日も英語学習してますね、サトル君。
なんか妙なものを見たのでしょうか?
この文ですか。間違いがあるか?という問題ですな。
何よりも大事な王関係ですね。
たしかに王はひとりです。3(過去分詞)なんてカスですから。
(注)3(過去分詞)なんてカス、と振り切ったことで、高校の英語の成績が1から一気に3まであがった、ワーグナーミトミの生徒がいます。その後すぐ4にあがりました。現在は大学の英語の学部成績主席です。準動詞なんて言ってグズグズしていてはダメです。3はカス、と振り切りましょう。
あら、swimming になっています。
たしかにこれならよく目にする文です。まずこちらの文の形成過程を検証してみましょう。
これが基本のスタート文です。王は are ひとりです。~ing なんてゴミです。3がカスなら、4はゴミです。
swim swam swum swimming
1王 2王 3カス 4ゴミ
これがワーグナーミトミ英語の動詞の活用です。1と2しか王ではありません。
おおっと、ネイティブの心に、もうひとりの王が浮かんでしまいました。王がふたりになってしまったー。緊急事態だ、このままでは文が爆発崩壊するぞー。
王ふたりのため、すんでのところで文が爆発崩壊するところでしたが、ing が are の王権を停止しました。緊急事態は回避されました。よかった。
さて、緊急事態を回避してみると、この
being は透明でもいいんじゃねーの、テイスト変わんねーし
という気分にネイティブはなります。そのため最終形は
You like the boys swimming in the sea.
となります。王は like ひとりです。OKです。
では、サトル君がでくわした問題文を検証してみましょう。
これがサトル君がでくわした問題文でした。
そしてこれが、スタートの基本文です。王は have ひとりです。
おおっと、ここでネイティブの心にもうひとりの王が浮かんでしまいました。王ふたりだ、これは危険だ。
すかさず ing が have の王権を停止しました。危機は回避されました。よかった。さて、危機は回避されてみると、ここで being みたいに having を透明に~
なんと、ネイティブは
being は透明にしてもいい気分
になるけど
having は透明にする気分にならない
のです。こりゃ大きな違いだ、びっくりくりくり。having をネイティブは透明にする気分にならないので
これで終了です。これで終了なので
この文がネイティブの心に浮かぶことはありません。この文は間違いでした。
さらに
being swum の being を透明にして swum だけが見える
こともありません。
swim は自王(自動詞)パターンでネイティブの心に浮かびます。自王パターンなので、受動態にするときの
前に出す物体
が存在しません。前に出す物体がないのでは、ネイティブは受動態にしようとする発想が起こりません。
being swum の前提である is swum がネイティブの心に浮かびません。
自王(自動詞)に受動態なし
です。ということで
この文はネイティブの心に浮かぶことなき、間違い文です。
それでは今回はこれにて。
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