ミトミの SIT SEAT 訳はするな、なによりもまず自他だ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はまず日本語に訳してそれから答えを考える、という旧来の英語学習の完全徹廃方法をお伝えします。それには現行の日本の英語教育で力を入れられていない、それでいてけた外れに重大なテーマをみずからの脳に入れていくことが必要です。今回はそのプロセスを詳細に、念入りに、それでいて余計な難しい単語はなしにお伝えします。日本語が脳をかすめることなく、英語で英語がわかるネイティブ脳を獲得する旅路のスタートです。

He remained ( sitting, sat) on the chair.

(          ) の中のどちらを選ぶか?という2拓問題ですな。

この問題を日本語で

座っている、いや座らされてるもありえる

こう考えだしたらもう英語はわからなくなります。その理由は英語と日本語は、まったく対応関係のない46億光年かけ離れた言語だからです。イスとシャチくらいかけ離れています。

日本語の訳から英語を理解しようとするのは、シャチを理解するためにイスの勉強を始めるようなものです。やめましょう。

お、サトル君、なんか余裕ですな。訳をしないでどうするんでしょうか?

まず sit が自動詞だったのを思い出しました。今、考えて自動詞だとわかったのではありません以前に sit は自動詞 という知識を仕入れており、それを思い出したのです。ひとつの動詞が自動詞か他動詞か?を考えてどちらかわかる方法、公式は存在しません。それをみつけたらノーベル賞とれます。まああと46億年見つからないでしょう。ネイティ分の方々には無意識に浮んでしまうので、彼ら自身もどうしようもないです。考えてわかるものではないため、動詞を新たに覚える時に、自動詞か他動詞か、どちらかをチェックしておくことが大事です。この基本中の基本がまったくなされていないのが、現行の英語教育です。ワーグナーミトミがこの惨状を改革していきます。

お、サトル君、次の思考に進んでいます。

そうです、とてつもなく大事なことは、ネイティブは

自動詞を受動態にしない

ことです。受動態は

be プラス 過去分詞

と教えられてますが、これは正確ではありません。正しくは

be プラス 動詞の過去分詞

です。これは実は当たり前のことです。

He sat.

sit は自動詞なので、これで文は終わりです。やられ物体を前に出すのが受動態です。でもその前に出す やられ物体存在していません。ないものを前に出せません。受動態にしようがないです。当たり前すぎてバカバカしいほどです。

ところが現行の英語指導では自動詞、他動詞を教えることなく受動態を教えてしまうので、受動態が 「be プラス 過去分詞」 という日本の英語教育を大混乱に落とし入れている痛恨の大惨劇が起きているのです。すべての英文が受動態になる、と思い込んで英語を学習し続けています。なんたる惨劇だ。

でも通りすがりの正体不明の英語コーチから路上で教えをうけてきたサトル君、もう発想が違います。

He sat.

ネイティブはこれを受動態にはしません。でも

He was sitting.

was王 を登場させ、sit を ingマン の力で王権を停止させることで進行形にはします。sitting はもうカスです。落ちぶれましたな。

これがネイティブ思考で、英語で英語の答えを出すワーグナーミトミ英語です。サトル君、ワーグナーミトミ英語の継承者になりつつあるのかな?

was のかわりに remained が心に浮かぶのは、ネイティブの方々にはよくあることです。~のままでいた というテイストが加わるだけです。お、次の問題です。

He remained ( seating, seated ) on the chair.

(         ) の中が seat になりました。

サトル君、素早いです。すかさず seat は他動詞なのを思い出しました。考えてはいません思い出したのです。

seat は他動詞のパターンでネイティブの心に浮かびます。

Yumiko seated him.

seated の直後に やられ物体him があります。これを前にだすのが受動態です。

He was seated by Yumiko.

受動態の by から後ろは、省略するのはしょっ中のことです。

He was seated.

王である動詞は was だけです。seat は 3マン により王権停止されカスに転落しました。

日本語なし、ネイティブ脳で展開される英語で英語の答えを出すワーグナーミトミ英語の真髄を、サトル君が体現しています。

was を remained にしたがることがあるのは先ほどと同じですね。

英語とかけ離れすぎてる日本語から答えを出すのではなく、ネイティブの英語脳と同じく、英語の本質原理から答えがだせるようになってきたサトル君、大きな飛躍をしています。

ワーグナーミトミはこの英語で英語の答えを出す、ワーグナーミトミ英語をお伝えしていきます。

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