みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本人が「あれ?どっちなんだ!a だっけ?the だっけ?」と迷うケースがエピソードテーマです。多くの場合どっちにするかの判定基準を教えられてないので、なんとなく the にしているケースが多いです。こうなってしまう原因は、日本人は
ネイティブはどのように感じ、それにより a と the、 どちらが意識することなく自然と心に浮かぶか?
を教えられていないからです。ワーグナーミトミがお知らせします。ワーグナーミトミがお届けする知識をもとに、ネイティブの心中で機能している英文形成過程プロセスを自らの心中に取り入れてください。ではエピソード454スタートです。
今日も英語学習してるサトル君です。
おや?何を見たのでしょう?
この文ですか。なんか妙ですな。
すかさず王関係をチェックするサトル君です。運命の導きで?ワーグナーミトミ英語の後継者に指名された奇跡の少年、サトル君、さすがです。
透明状態の関係代名詞that を、目に見えるバージョンにしました。たしかに王はひとりです。王関係はOKです。
お、サトル君の着目点はそこですね!サトル君の英語観察力は上昇しています。book は
C名詞(いわゆる可算名詞) なので、a も the も何もついてないのはありえない
と知っています。ではどっちなのでしょう?a かな? the かな?
おおっと、いい作戦です、サトル君!セコンドの指示を仰ぐ、という有効な手に出ました。
一晩に読みそうな本の数は一冊、ということですね。一冊だから a ですね。ワハハ。
え!違うんですか?
一冊なら the なんですか。
一冊に特定されるから the
そうなりますか!
a は
ほかにも読んだ本あって、そのうちの一冊
というテイストでした。うーん、こっちのケースもないわけではないでしょうが、こちらのほうが回数が少なそうです。英語はボクシングと同じで判定勝負がつきます。ネイティブの暮らしの中で、起きる回数の少ないほうが判定負けです。a は判定負けです。一晩に何冊かを読むというのは、一冊を読むより回数が少ないです。そういうことをするネイティブもいるかも知れませんが、それが起きる回数が少ないです。これでは判定負けです。
the の判定勝ちです。一晩に読む本の数は、一冊のケースのほうが、通常の人の暮らしの中では回数が多いからです。
数学ではありえない判定決着があるのが英語です。数学と英語は卓球と重量挙げぐらい違います。英語は英語に合う学習をしていきましょう。ワーグナーミトミがお届けします。
それでは今回はこれにて。
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