みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は非常に難度の高い英文構造の分析をします。ちょっとやそっとでは見抜けない英文構造です。それでもこうした最高難度の英文構造分析をすることで、英語力が格段についていきます。それではその格段に高い英語力を獲得するためのエピソード453スタートです。
今日もサトル君の英語学習する姿があります。希望の光です。
おわっと、希望の光に何が起きた?
なんだこの長い文は?evaporates は「蒸発する」というテイストですな。
あらら、まだ文が続いてました。2面必要な長い文でした。ぶっつずけでいきましょう。
超大作ですな。
うーん、この文の構造解明はしんどそうです。
おお、ここで哀愁あふれる放浪の英語コーチがぐいっと出てきました。
関係代名詞の二重限定、その変形?関係代名詞の二重限定についてはエピソード70あたりで一度でてきました。ただサトル君ははっきりと覚えてはいないようです。
なにはともあれ、王関係を見てみましょう。
王はひとりです。どんなに文が長くても、王権を保持する王はひとりだけです。
お、サトル君、エピソード452のテーマを覚えていました。そうです
否定文、~nor の nor に王権停止力はありますが
neither、~nor の nor に王権停止力はありません
ええ、何を言うんだ、さすらいの英語コーチ
こういうことですか。is が登場しても、王権停止力のある that もあるので王ひとりなのは変わりません。
といことは
これがこの長い文の正体ということです。
そうでした、これは
関係代名詞の二重限定の変形
でした。
では関係代名詞の二重限定の基本形
を見てみましょう。
これが関係代名詞の二重限定の基本形です。
王関係です。関係代名詞がふたつあります。それぞれひとつの動詞の王権を停止しています。王はひとりしかいません。OKです。
この関係代名詞の二重限定の基本形を問題の文に当てはめてみましょう
こうなります。
そうだったのですか~。
この and を
カンマにしてしまったのです。
謎に満ちていた文の正体が明らかになりました。ふー。
今回のケースのように30ちかい単語数の文でも、王権停止技により王はひとりしかいません。ワーグナーミトミ英文法ならこのような難度の非常に高い文も、その構造が手に取るようにわかるようになります。
それでは今回はこれにて。
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