みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は特異なパターンで機能する、それでいてあまりにもよく使われる接続詞がエピソードテーマです。もちろん他では例を見ない特異な英語空間、ワーグナーミトミワールドです。ここでしか展開されない特異な英語構造論をお楽しみください。そしてこのワーグナーミトミ理論にもとずき英語学習をすると、3行、4行と続く長い英文が遥かに楽に習得できていきます。これは連日連夜365日、休みなきワーグナーミトミの英語指導の毎日で現実に生徒に起きていることです。今回もこのエピソードを公開したら、3時間睡眠で英語指導に戻ります。それではエピソード369スタートです。
英語学習に全速前進、のサトル君です。
なにか気になることがあるようです。
これが見てる文ですか。
ふたつ目の見てる文です。
今回は見てる文が3つありました。
なるほど、これがサトル君が気になった点ですね。これは検証してみましょう。
王はひとりです。OKです。王権停止技は必要ありません。
こちらも王はひとりです。それぞれの ing が、run と swim の王権を停止しています。
サトル君はここで
and にも王権停止力があったのでは?
と思ったのです!
ではこの状態で、and が王権停止力を発動したらどうなるでしょうか?
ふたりがかり王権停止だー!ひとりにふたりがかりを卑怯と感じるネイティブは、これを認めません。そのため
行き場を失った and の王権停止力は、王として存続しなければならない王の王権を停止に向かいます。これは恐ろしい
全動詞王権停止
です。王ふたり以上はダメですが、王不在もダメです。チェスで王がいなくなった状態、国の完全崩壊です。こんなことをネイティブはしません。
この状態ならネイティブは
ing で王権停止されてしまえば
running and swimming は
Misa and Saki
と同じです。名詞のふたつ並びです。and から王権停止力を出しません。ここが because などの、必ず王権停止力を発動してしまう他の接続詞と違う点です。
こちらの文では、and が王権停止力を発動しないと王がふたりになり、この国が崩壊します。このように必要なときに and から王権停止力が発動されます。
この and 特有の王権停止機能は、ネイティブの心で無意識に行われています。
but も同じ王権停止機能をもちますが、今回は and だけで。1回のエピソードでひとつのテーマに集中します。一度にいろんなことを詰め込んだら、市販の参考書と同じです。ワーグナーミトミワールドの存在意義がなくなります。
今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。