みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は50年に一度!の稀な技、をエピソードテーマにお届けします。「50年に一度」でも英語という言語の本質を熟知し、しんどい英会話本の例文暗記ではなく、自分で英文を心に浮かび上がらせる真の英語力をつけていくには、とても有意義なエピソードです。それでは「50年に一度の技」、このテーマで前例なき1359文字!エピソード368のスタートです。
(注)「50年に一度」とは大げさな「たとえ」です。もちろん。
英語学習あるのみ、路上の英語学習少年、サトル君です。
こりゃどえらく驚いてるようです。
な、なんだ、この文は!こりゃどえらく驚くのは当然です。
ありえない!ありえないことが起きています!王権停止力のカケラもないカンマです。その王権停止力のカケラもないカンマが、王権停止をしているのかー?
え、そーなんですか?そんなのあるんですか?こりゃ検証しましょう。
お、こりゃ普通の接続詞that 王権停止です。that が透明バージョンになることもあります。そのため( )がついています。透明バージョンでも、王権停止力にはなんの影響もありません。透明人間がドアを開けられるのと同じです。
実際の見た目はこうなります。透明ですから。
こちらがサトル君が驚愕した文の、正式バージョンです。接続詞 that がしっかり王権停してくれています。( )はないです。こちらのケースでは、透明バージョンはネイティブの心には浮かびません。違いは何か?
ここで謎のネイティブ男がふらりとやってきました。どうも
The truth と Masao lokes Yuri
を同じ物体と感じているようです。
まあ同じっちゃあ同じです。
この文と同じような関係です。
マサオとボクサーは同じ物体です。この同じ物体のことを、通常の英文法では補語などという名称をつけています。ワーグナーミトミはこの補語という名称を使いません。
補ってる語?じゃあ
Masao was a boxer in 2008.
の in 2008 の部分だな、と思う人が非常に多いからです。ワーグナーミトミ英語では
同一物体語
です。さて
あらら、このネイティブ男、くだけてだらけてグデグデ気分のようです。
くだけてだらけてグデグデ気分なので、that を透明バージョンにしてしまいました。通常はしないのに。
でもここで
カンマ入れようという思いが
無意識に心に湧き上がる
のがネイティブの英語脳です。これは
The truth と Masao likes Yuri
という同一物体語のときにしか心に生じないケース、というのを何らかの形で見た目に残したい、というネイティブの無意識欲求でしょうか。ネイティブ自身には無意識です。なぜカンマを入れるんだ?とネイティブに聞いても
知らん!ただそう浮かぶだけだ。
となるだけです。ましてやこんな「くだけてだらけてる」バージョン。これは第一言語の仕方のない点です。第一言語の当人にはわかりません。意識を飛び越えて、心に浮かんでしまうのです。その言語が第一言語ではない人間が、分析、解析していくほかありません。人類史上前例なき英語構造分析学者、ワーグナーミトミがします。
taht は透明なので、実際の見た目はこうなります。
英語ネイティブには、無意識に機能する英語脳があります。産まれ育つ英語環境の中で育成されます。日本語環境で産まれ育つ日本人には、無意識に機能してくれる英語脳はありません。でもネイティブが無意識にしている過程を知り、英語脳を育成していくことはできます。前例なき稀代の英語コーチ、ワーグナーミトミがいます。この英語脳育成のため。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。