みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はこれまである一面からしか解析されてこなかった、ある頻繁にでくわす表現を、ワーグナーミトミ独自の分析視点を加えて分析します。これまで「なんとなくそういうもの」であったものを、ワーグナーミトミ英語の観点から考察すると、英語という言語の深層が明らかになってきます。明らかになってきたものを習得するのは、わけがわからないものを暗記するよりはるかに容易です。英語学習者がより容易に英語習得できるよう、ワーグナーミトミは考察を深めていきます。エピソード364始めます。
今日も英語学習してます、サトル君。
何かあったようです。
これが見てる文ですね。これはOK文でしょうか?
お、すかさず王関係を確認しています。
この文はOKということで。
ここで「うっ」と来ました。
そうです、ネイティブは
many 物体 を切り離さない
のです。サトル君、すんでのところで大事なことを思いだしました。
この many books が、ネイティブの心の中で切り離されることはありません。many books をくっつけて、問題文を訂正します。
おお、後ろの as から王権停止力が発生しました。
おおお、サトル君、もっと大事なことを思い出しました。そうです、as ~ as の後ろの as は王権停止力をもっているのです。後ろに動詞が登場しても大丈夫なのは、as ~ as の後ろの as が王権停止力を保持しているからです。
では間違っていた問題文に戻ります。
この文のケースだと、as ~ as の後ろの as の王権停止力と、透明バージョンの関係代名詞 that の王権停止力、ふたつの王権停止力が
ふたりがかり
でひとつの動詞の王権を停止しに行くことになります。
おおっと、ここで謎のネイティブ男の乱入です。ひとりにふたりがかり、という彼の感覚では卑怯な行為が許せないようです。
ふたりがかり
の卑怯さを許さないネイティブ気質のため、行き場をなくした関係代名詞 that の王権停止力は
余剰王権停止力
となります。王権停止力はその使命をまっとうするまで消滅したりはしません。その結果
行き場をなくした関係代名詞 taht の余剰王権停止力は、王権を保持して存続しなければならない王の王権を停止してしまいました。これは恐ろしい事態です。
全動詞王権停止
この国、いやこの文は死滅しました。
王ふたり以上はダメ
王絶滅もダメ
王ひとり これこそ英語の真髄です。
王がひとりいます。これがOK文です。
それでは今回はこれにて。
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