ミトミの 伝説の技「分離」 カンマバージョンで登場

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本では正式に習うことがまずないネイティブ技、がエピソードテーマです。この技を日本人が意図的に使うことはなさそうですが、ネイティブは使ってきます。無意識ですが。ただとても大事なことを覚えておく必要があります。英語はコミュニケーションです。自分から発信した後に、

相手からのリアクションに対応

しなければなりません。よく「私はこんなこと言うことはないから知らなくていい」と言う方がいますが、自分から言わなくても相手が言ってきます。これに対処できなくてはコミュニケーショが不可能です。

自分は言わなくても相手が言ってくる

これを忘れることなくいきましょう。では対処できる技をふやすエピソード365スタートです。

(注)今回のエピソード365では

ふたりがかり王権停止

全動詞王権停止

のテーマも入っています。

お、本日も英語学習してますね、サトル君。

事件発生のようです。

この文ですか、長いですな。

おおっ、サトル君、そこに目がいってたのですか。もはや文が長いくらいではビビらないのですね。さすが365戦目のベテラン?英語学習少年です。

たしかに離れています。青い線が離れています。本来ならこの青い線はつながっているはずです。同じ物体が合体するのですから。

I know the place where Miki plays tennis.

の青い部分のように。これは追求してみましょう。

これが問題文になる前の元の姿、ではありません。この文には王がふたりいます。この文はダメです。

この and の入っている文が正しい元の文です。王権停止力をもつ接続詞 and が平和を守っています。

おおっと、ここで謎のネイティブ男の乱入です。以外なタイミングで来ました。どうやら離れている同一物体を合体させる気がないようです。無理して合体させれば

within the coming month

がこの文のいちばん最後にくるのです。

he will be opening his own bakery, and at his own bakery customers will be able to order custom bread within the coming month.

となります。

がしかし、それをしなくていいや、という気分のようです。

ふたつめの his own bakery が which に変身しました。which に変身したので王権停止力を獲得しました。これにてOK

ではありません!これまた王権停止力をもつ and がまだいます。his own bakery が変身したwhich が be の王権を停止し始めました。それなのに and がいたままです。これは which と and の

ふたりがかり王権停止

です。このひとりにふたりがかり、というのをネイティブは卑怯と感じて嫌います。すると

行き場を失った and の王権停止力が、王権を保持してなければならないひとつめの be の王権を停止してしまいます。これは王ふたりと同じくらい英語ではダメな

全動詞王権停止

です。まずい、まずい!

and に消えてもらいました。王権停止は which がやってくれています。

at which 状態、いわゆる

前置詞プラス which

で前の物体(先行詞)が場所系だと、 where がネイティブの心に浮かぶこともあります。at which のままでOKですが、 where でもOKです。where になっても王権停止力は保持したままです。

こうして無理して同じ物体を合体させないケースもあります。「分離」と言われています。

それでは今回はこれにて。

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