ミトミの THIS と THE は同じようなもん?イヤかなりテイスト違うぞ、影響大だぞ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は「同じようなもん」と思われていても通常は大きな影響が出ないものが、とても大きな影響が出てしまうケースをお届けします。今回のテーマが日本の英語教育で教えられることは、まずありません。ところがこの日本で教えられていないことが、みなさんが学ぶ英語の中で大きな影響を及ぼしています。今回の件を知らないでいては、英語習得の妨げになります。そんな妨げを除去するエピソード477スタートです。

今日も英語学習してますね、サトル君。

これが見てる文ですか。

もう一文ありました。関係代名詞の合体問題でした。

そうです、それが一番大事です。

ひとつめの文の王関係です。王はひとりです。王権停止技は必要ありません。

ふたつめの文の王関係です。こちらも王はひとりです。王権停止技は必要ありません。お、ふたつめの文に引かれる

絶対に途切れない生命線

が引かれました。

同じ物体が合体しました。

おわっと、ここで謎のネイティブ男の乱入です。

this に名前と同じ特定テイスト

を感じるそうです。

ええ!そうだったんですか!

the house のネイティブ感覚の例です。

this house のネイティブ感覚の例です。たしかに this のほうが、特定テイストがより強力です。

たとえば九州で、所沢にある家を the house と表現します。

でも this house は所沢で、所沢にある家を目の前にして言います。this のほうが特定テイストが強力です。

このより強力な特定テイストは、名前などの固有名詞の強力な特定テイストに近いです。そのため

絶対に途切れない生命線

のスタートに、名前合体のようにカンマがネイティブの心に浮かびます。さらに

絶体に途切れない生命線

のスタートだけにカンマを入れるのはイヤなので、その終わりにもカンマを入れます。こうしてネイティブの英文は、カンマだらけになっていきます。

おっと、モタモタしてると王ふたりでこの文は、爆発崩壊してしまいます。this house 2号が which に変身して王権停止力を発動、王をひとりにします。これにてすべてOKです。

「ほとんど同じようなもん」と思いがちな this と the ですが、ネイティブ感覚では this のほうが特定テイストが強力です。固有名詞の名前のように。そのため関係代名詞の文の形成過程で、ネイティブの心にカンマが浮かぶのです。

それでは今回はこれにて。

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