ミトミの TO BY ON 前置詞3連ちゃん!この形成過程を検証するぞ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は一見すると、「ええ!どうすりゃこんな状態になるんだ?」と驚愕するケースがエピソードテーマです。その驚愕のケースを推理小説の謎解きのように、理論的に解明していきます。こうして英文の形成過程を詳細に追うことで、長ーい文をわけもわからず暗記するような、とてもやっちゃあいられない英語学習から脱却できます。それではただ暗記するには文が長すぎてやっちゃあいられない、例文暗記地獄の英語学習から脱却するためのエピソード395スタートです。

サトル君、今日も英語学習してますね。素晴らしいです。

おおっと、どうしたのでしょうか?

並べる問題です。こりゃたくさんありますな。

お、サトル君、並べました。

早い「うっ」です。勝利の高笑いなしでした。

王ふたりに早く気がつくのは、とてもいいことです。

たしかに王ふたりいます。こりゃダメです。論外。問題外。英語でこれだけはやっちゃダメです。これだけは。

お、サトル君の脳が、英語だけで機能してるようです。間違っても、日本語に訳して日本語で思考、なんてしていません。それをしていたら英語力がつくことはないです。

見事!ネタを見抜きました。

なんだなんだ!史上初の「ううっ」です。

これがサトル君が並べ直した文です。

たしかに前置詞が3連ちゃんで並んでいます。これは普通ではないぞ、と不安になったのですな。

そうです、前置詞は小物?ではありますが、なんとなく消滅したりはしません。英文構成の状況によっては、前置詞3連ちゃんになる時はなるのです。

前置詞3連ちゃんです。これが問題の正解です。この文の形成過程を見ておきましょう。

これが基本スタート文です。

もうひとつの基本スタート文です。

同じ物体が合体しました。王がふたりです。このままではダメです。ただ注目すべきことは、この時点で前置詞3連ちゃんになっていることです。

後ろの the man が whom に変身して、王権停止力を手に入れました。王はひとりになりました。これにてOKです。

whom を透明バージョンにしたい気分になったので、透明にしました。透明バージョンでも王権停止力は存続します。王はひとりです。OKです。合体の過程で前置詞3連ちゃんになりました。その前置詞3連ちゃんのままなだけです。自然なことです。

それでは今回はこれにて。

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