ミトミの 謎の存在 HE IS EASY TO PLEASE .その形成過程を地動説英文法で検証だ

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は参考書の不定詞の副詞的用法の後ろのほうに登場する「なんでこんな並びになるんだ?」、と思われるパターンを、エピソードテーマにお届けします。従来は、そして現在も、たいていの場合「こういうものがあります」という説明にはなっていない説明だけで、すぐに日本語訳が載せてあるだけです。英語学習で大事なのは、その文の形成過程の分析です。だからこそ、英文法ヌーベルバーグ、地動説英文法の開祖、ワーグナーミトミが新時代を作ります。エピソード1046スタートです。

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「太陽測距法により太陽は地球の約109倍の大きさとなる」

~バデーニが一瞬目にした地動説の禁書の一節~

ーーーーーーーーーー(注1)

(速報)

ワーグナーミトミが地動説英文法を伝授している公立高校生が、区の教育財団の選抜留学生に選ばれました。まもなく英国に旅立ちます。英国旅立ち以前の段階で、すでに単語数40越え(ひとつの文で)を発信しています。この地動説英文法を習得した状態で留学すれば、英語力はさらに劇的に急上昇します。

現地に行ってから学習開始、例文暗記スタイルの英語学習してきただけで留学開始、では英語力の上昇は望めません。恐ろしい現実は、現地では誰も地動説英文法を指導してくれないことです。「習うより慣れろ」は言語間距離の近いフランス語やドイツ語ならできますが、言語間距離が世界一かけ離れた

ーイスとクジラくらい違うー

日本語と英語では、通用しません。

さのよいよい、今日も英語学習、グイグイ英語学習するサトル君です。

なんだなんだ?ヘロヘロとやって来ますよ、通りすがりのあんちゃん。通りすがりじゃなくワザと。

まあいつものように、イキナリな奴です。え?不定詞の新しい説明ですって?

では見てみましょう。

これが最終形ですか。スタート文ではありません。

これが基本スタート文です。

is  動詞(王)太陽

という文構造です。あとは代名詞や形容詞のザコです。

おっと、追加情報が加わりました。

please  喜ばせる

というテイストです。

あいつチョロいんだぜ あいつを喜ばせちゃうのはよ

こんなテイストが、英語ネイティブの心に、一瞬にして浮かんだのですな。日本語で不自然なのは当然です。世界一かけ離れた言語間距離が、英語と日本語の間にあるので。

英語を習得するのに、世界一不利な言語が日本語

です。自然な日本語訳なんざ、英語習得の障害になります。ワーグナーミトミは、自然な日本語訳なんざ扱いません。よく言われる「無生物主語は副詞のように訳す」なんて指導はしません。翻訳家になりたいのなら他のサイトをどうぞ。いまだに国立2次試験で日本語訳を出すところもある?日本語訳なんざ英語力をつけたら後からなんとでもなる。ワーグナーミトミは英語力増強だけに専心しています。日本語いじりはいっさいしません。

さて

この please が動詞(王)太陽 なので

is  動詞(王)太陽

please  動詞(王)太陽

という文構造になってしまいました。太陽ふたつ、気温250度の

The burning world  燃える世界(注2)

です。生存不可能です。生存不可能状態を救済すべく、不定詞 to が飛来中です。

不定詞 to が到着です。

is  動詞(王)太陽

please  不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造になりました。太陽はひとつです。生存可能になりました。

生存可能状態になってみると、文のど真ん中にある we が気にくいません。we を us にしてしまいました。ただ we を us にしただけだと

easy us

になってしまいます。これじゃ

strong me

kind the boy

と同じ並びです。なんか つなぎ が欲しい気分です。お、前置詞 for が飛来してきます。

前置詞 for が到着、easy と us のつなぎ役をしてくれました。

おっと、for us は見えなくても、聞こえなくても、

英語ネイティブ同士、わかって

しまいます。わかってしまうので、透明バージョンになりました。for が飛来したばかりではありましたが。

おおっと、最後の him も、動詞(王)太陽 のあるほうに、He とあるので、見えなくても、聞こえなくても、

英語ネイティブ同士、わかって

しまいます。him も透明バージョンになりました。これが最終形の文です。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第2集 魚豊 小学館 2021年 P121

(注)「The burning world 燃える世界」J・G・バラード 東京創元社 1970年

 

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