みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は多くの英語学習者が混乱させられる端緒となる、それでいて重大な箇所を、エピソードテーマにお届けします。この国の英語指導の改善すべき点は、そのテイストが近いからという理由で、まったく違う技を同時に、同じ単元で、同じ授業で教えてしまうことです。大事なことは英語ネイティブがどのような言語操作をしているか?であって、日本語にしたときのテイストなんぞではありません。ところが日本語にしたときのテイストが似ているからといって、4回転アクセルと背負い投げを同じ授業で指導するような暴挙がまかりとおっています。それも英語の真の構造を解明していない天動説英文法で。そんな事態を打開していくぞ、エピソード961スタートです。
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な、なんだこの本。ま—–間違いない。私は今、とんでもない物を見た。
~オグジーの書き残した地動説に関する文章を読んだドゥラカの驚愕~
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ほいのひょいひょい、と英語学習してるサトル君です。
この文を見ていますか。
たしかにそうです。be going to は、そのテイストが助動詞の will に近いので、同じ未来形の単元で教えられています。ところがこれが大いなる混乱を引き起こしています。この混乱が、英語学習の初期に起きるのがたまりません。
(注)中学生の生徒が、be going to に大混乱させられている現場を目撃たことがあります。天動説英文法で指導している講師に、大混乱させられていました。
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He is going to run.
この文の動詞はどれ?
is です。
違うのよ、to の後ろにある run よ。
ええ?—–
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なに教えてんだこのやろー、とはなりました。当然。
be going to は助動詞
とする、天動説英文法です。しかし、他の英語指導者の指導に口出しする立場ではないので、そのままにしました。あの生徒、大丈夫か?この生徒が
He is planning to run.
に出くわしたとき、天動説英文法では
be going to は助動詞
be planning to は現在進行形に不定詞
と指導せざるをえません。これは大混乱を引き起こします。
お、ワーグナーミトミ地動説英文法で、be going to の生成過程を検証していきましょう。
これが基本スタート文です。
runs 動詞 (王)太陽
という文構造です。名詞なんざザコ。この文(太陽系)に動詞(王)太陽 は runs ひとつです。25℃の適温です。OK。ただこれでは
これから~するつもり
というテイストは表していません。
これから~するつもり
というテイストを表すべく、go が飛来してきました。Masao を感知して、goes になりました。
~する方向へ向かう
というテイストですな。
ところがこの goes が動詞(王)太陽です。
goes 動詞(王)太陽
runs 動詞(王)太陽
という、ひとつの太陽系に動詞(王)太陽 がふたつある状態です。これは暑い、たまらん。
不定詞 to が飛来、runs を冷却してくれました。
goes 動詞(王)太陽
run 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造になりました。太陽系に 動詞(王)太陽 がひとつの正常な状態に戻りました。
しかし、この状態では
ー今~する方向へ進んでいる最中ーという
最中テイスト
がありません。
最中テイストを表すべく、is が飛来しました。しかーし、この is が 動詞(王)太陽 だー。またまた灼熱地獄だー。
ing がやってきて go の背後にへばりつき、冷却してくれました。
is 動詞(王)太陽
going ing で動詞停止(王権停止)惑星
run 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造になりました。これにてOKです。
それでは今回はこれにて。
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(注1)「チ。ー地球の運動についてー」 第6集 魚豊 小学館 2021年 P103