ミトミの HAVE 名詞 ~ING このパターンの形成過程を追跡だ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はどちらかというと、つい忘れられがちな、それでいて登場頻度も高い表現がエピソードテーマです。つい忘れられがちなのは、その形成過程を知らず、つい完成形を模倣するだけの学習スタイルのためです。そのような例文暗記スタイルではなく、ネイティブの心にその表現が浮かぶプロセスを体得しましょう。この過程を体感することが、英語ネイティブのように心に英語が生じてくる英語脳の育成に不可欠です。では英語脳育成を促進する、エピソード438スタートです。

本日も英語学習にいそしむサトル君です。

難関なモノに出くわしたようです。

この文ですか。普通の had とは違います。

ーを~している状態にさせておく

というテイストです。

王はひとりしかいません。OKです。

正体不明の通りすがりのあんちゃん

ですか。なんだかんだで連載438回目ですが、今だに正体不明の哀愁漂う男ですな。

なにはともあれ、この文を検証してみましょう。

これは普通の had の文です。テイストは 持つ です。今回のテーマは、この基本パターンではないです。

これが基本のスタート文です。ing による王権停止力が機能しているので、王はひとりです。OKです。

~していた最中

というテイストです。

おおっと、そこに新たな王が加わってしまいました。

ーを~している状態に持っていた(させておいた)

というテイストになります。しかし、何はともあれ王がふたりいます。これは文が爆発崩壊する状況です。この危機を緊急回避しなければなりません。

were を ing で王権停止して、being にしました。これで文が爆発崩壊する危機を回避できました。

being になると、とたんにネイティブの気分がゆるくなります。being なんか透明でいいや、という気分になります。

being が透明になったこのパターンが、最終形になります。これがサトル君が遭遇した文でした。

それでは今回はこれにて。

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