ミトミの 頻発しすぎ、繰り返される完了形事故、この解説で悲劇にサヨナラできるぞ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はまたしても、またしても高校生との定期テスト特訓の最中に起きたケースを、エピソードテーマにお届けします。とにかく発生率の非常に高いケースです。この事故の発生率が高いのは、教科書、参考書には、完成例文と日本語訳しか掲載されていないからです。完成してしまっている例文と、英語力を付けるには役立たない日本語訳では、永遠に今回のケースを習得することはできません。ここで参上だ、他に例を見ない希代の英語コーチ、ワーグナーミトミがお届けする貴重極まるプレゼント、エピソード768スタートです。

いろんなことがあっても、英語学習をするサトル君です。

これが見てる文ですか。

何か気になるところがあるようです。

文はふたつです。

一つ目の文

like   動詞(王)

have    to 不定詞で動詞停止(王権停止)

washed   過去分詞で動詞停止(王権停止)

二つ目の文

Is    動詞(王)

あとは形容詞だの名詞だの、放置しとけばいいザコだけ。

それぞれ動詞はひとつです。OKです。

おお、何が閃いたんだ?サトル君!

そうだ、そうだ、それだ、それだ!

この並びだと

この状況から

この状態に、突如として急展開することになりますな。こんな妙な展開は、判定勝負のある英語では大差の判定負けです。

英語ネイティブの心に浮かぶ並びは

この並びです。この並びなら

ーを~してもらう

というテイストになります。

ではこの並びの形成過程を検証します。

これが基本のスタート文です。基本通りの受動態です。

お、出だしに

私は~してもらう テイストの I have

が浮かんでしまいました。ただこれは動詞ふたつ状態です。こりゃまずい。

to 不定詞で動詞停止(王権停止)、緊急事態を回避です。

この to be は、英語ネイティブ同士では、見えなくても聞こえなくても、わかってしまいます。英語ネイティブ同士でわかってしまうので、透明バージョンになります。

おおっと、さらに

私は~して 「もらいたい」テイストの I would like

まで、英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。ただこの like が動詞です。動詞ふたつ問題再燃です。

to 不定詞で、have を動詞停止(王権停止)しました。またまた動詞ふたつという危機回避に成功です。

ただ後ろが to 不定詞になってしまうと、文のど真ん中に I があるのがバカバカしくなります。それに動詞 like のほうに、もう I があります。

二つ目の I が視界から見えなくなりました。これが英語ネイティブの心に浮かぶ正解文です。

この並びなら

車を(人または機械により)洗車された状態にしたい、このあたりに洗車場ありますか

という、より頻繁に人の心に浮かぶテイストになります。日本語いじくりの意訳なんかするより、このほうが英語という言語の本質を獲得できます。

それでは今回はこれにて。

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