みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はとにもかくにも、英語学習者が習得に大苦戦するケースがエピソードテーマです。どのくらい大苦戦するかというと、今回のテーマで、ある生徒は60分の中で3回しくじりました。その理由は刷り込まされた現在完了形です。現在完了形の刷り込みが、足をひっぱるわけです。なぜなら現在完了形に見えて、その正体が違うからです。ではそのやっかいな正体は何か?エピソード747スタートです。
お、本日も英語学習に突き進むサトル君です。
これが見てる文ですか。
何か思うところがあるようです。
動詞(王)はひとつだけです。
is 動詞(王)
said 過去分詞で動詞停止(王権停止)
have to 不定詞で動詞停止(王権停止)
repaired 過去分詞で動詞停止(王権停止)
という文法構造です。さて。何が気になるのでしょう?
なるほど、そうでした!この並びだと、Masao が
店に行き、自分で修理したところだ
ということになってしまいます。こりゃ妙です。
店に行き、修理してもらう
という、よくある内容を表す並びではないです。ではこのよくあるケースを表す並びを、ワーグナーミトミ英文法で追求していきます。
これがスタート基本文です。基本通りの受動態です。
ところが
彼は、彼のバイクを修理してもらう
というテイストが英語ネイティブの心に浮かぶと
He has
が英語ネイティブの心に浮かんでしまいます。そうなると has と is のふたつの動詞(王)問題が生じます。
そこで to 不定詞で動詞停止(王権停止)をするのが基本形です。ところが
have(has) は、make のように
使役パワー
を持ちます。そのため to 不定詞を透明バージョンにしてしまいます。
これが使役動詞による動詞停止(王権停止)のケースです、
おおっと、ここで謎のネイティブ男の乱入です。この be は英語ネイティブ同士なら
見えなくても聞こえなくてもわかってしまう
そうです。こりゃ英語ネイティブ同士の
俺たちネイティブ
のノリです。
俺たちネイティブ
のため、be が透明バージョンになります。これが日本語ネイティブが習得に苦労する
have 名詞 過去分詞
並びの正体です。通常の説明では「こういうパターンなので暗記しましょう」なんてことしか言えません。しかし英語という言語の深層まで突き抜ける、ワーグナーミトミの解析は違いますよ。
この並びでは
~してしまう
というテイストです。
この並びで
~してもらう
というテイストになります。
英語学習は単語、熟語を覚えるのが大変です。文法まで暗記ではやってられません。この窮地にワーグナーミトミ参上!ワーグナーミトミ英文法を通して、日本語ネイティブの心に、英語ネイティブのように英文が心に浮かぶようになっていきます。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。