ミトミの 10億光年の言語間距離、日本語では目に見えない動詞に気をつけろ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は生徒の学校での課題の中で見つかったケースです。これが「よくやるっちゃあよくやりがち」なパターンでありました。日本語と英語はイスとシャチほどもかけ離れた共通点のない言語だからこそ、この点には気をつけようというエピソード658スタートです。

本日も英語学習あるのみ、のサトル君です。

英語学習してるといろいろあります。

これを英文にする問題ですな。

これが英語バージョンですか。あり?これはサトル君が書いた英文かな?

違いました。さすがに連載658回目、成長しているサトル君です。ではサトル君の言う、基本文にしてみましょう。

これが基本スタート文です。ありゃ?王がいません。こりゃだめです。

お、王が登場しました。これでOKです。この is 王は、日本語では特定のテイストがないので、

その帽子いくら?

となってしまいます。でもこれをそのまま英文にすると

と王不在のダメ文になってしまいます。

一つの英文に一人の王

が存在します。これが正しい基本スタート文です。

おや、別の王が先にネイティブの心に浮かんでしまいました。王が二人です。こりゃまずい。

疑問バージョンのため前に出ていた is を本来の場所に戻しました。

その瞬間、how から王権停止力が発動します。これにてOKです。

日本語を英語にするのではなく。英語基本文でスタートしましょう。

それでは今回はこれにて。

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