みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は参考書や問題集に当たり前のようについている日本語訳が、とんでもなく英語習得の妨害をしていることがエピソードテーマです。ほとんどの参考書には、英文の下に日本語訳がついています。また問題集の問題にも、日本語がついています。特に順番並べの問題についています。この
自然な日本語にされた日本語訳
がとんでもなく日本人の英習習得を妨害しています。英語習得の足をひっぱりまくっています。英語脳の育成を止めることしきりです。この自然な日本語に意訳した日本語訳がいかに有害か、をテーマにしたエピソード388スタートです。
(注)英文の王関係がわかり、単語のテイストを知っていれば、日本語訳なんぞいらない
これがワーグナーミトミ英語です。ワーグナーミトミが指導している王権停止論を学んだ生徒は
ほんとにそうだ、日本語訳なんかなしで英文のテイストをネイティブみたいに感じる
とその事実を日々体感しています。当然ワーグナーミトミワールドでは、日本語訳なんぞありません。日本語訳なんぞ英語脳育成の敵です。いちいち英語を日本語に訳す悪癖がついてしまいます。リスニングに日本語訳が入る時間なんて存在しないのに。まあ今回はエピソードテーマの関係上、例外として日本語訳がついてます。
さあ、今日も英語学習ですね、サトル君。
おお、まず日本語がでてきました。
日本語の意味に合うように、この単語を並べるのですな。参考書、問題集によくあるパターンです。
彼にとって
と書いてありました、確かに。
サトル君、並べました。
王関係もチェックしました。王はひとりです。
サトル君?どうしたんでしょう?
ここで「うっ」がきました。
おお、サトル君、危ないところでネタを思い出しました。そうです
for 人 to 王権停止
の定番パターンでした。
これがネイティブの心に浮かぶ並びです。英語という競技?は文法上はOKでも、それがネイティブの心に浮かばなければ、または浮かぶ回数が少なければ
判定負け
です。数学とは違います。判定決着があるボクシングみたいなものです。数学が得意な方はここで「そんなのやってられん」という気分になりますが、それが数学とはまったく別物の英語というものです。数学と同じようには習得できません。
卓球の練習では、重量挙げを習得できない
のと同じです。その数学の能力を世界で生かしたいのなら、割り切ってバーベルを持ち上げるしかないです。
この並びはネイティブの心に浮かびません。文法上OKでも、大差の判定負けです。
この並びが大差の判定勝ちです。文法上OKなケースが複数ある場合、どちらが判定勝ちするのか?を知っていく必要があります。
おや、通常はおとなしい哀愁の英語コーチが何か言ってます。問題についてる日本語訳が、英語習得を妨害している、という主張です。
このやや不自然な日本語訳なら、英語習得の役に立ちます。
for 人 to 王権停止
ネタの for 人 は
~が
です。
~にとって、~のために
なんぞではありません。自然な日本語にするため意訳してしまうことが、英語習得を大妨害しています。
さらに、exciting を
わくわくする(興奮する)
と訳しているのも、英語習得を妨害していること甚だしいです。
excite は
わくわくさせる(興奮させる)
という他王(他動詞)です。
The game excited him.
その試合は彼を興奮させた。
です。このパターンでしかネイティブの心に浮かびません。
自王(自動詞)なら
He came.
彼は来た。
でいいですが、excite は自王ではないので
He excited.
彼は興奮した。
なんて文はネイティブの心に浮かびません。ネイティブの心に浮かばないパターンはダメです。彼らの言語です。日本人が好き勝手に変えることはできません。
この他王、自王も知っていくことです。数学好きな方にはしんどいですが
ある動詞が他王か、自王か?わかる公式、法則はありません
でも公式が存在しないことを嘆いていても、英語は習得できません。割り切ってバーベルを持ち上げましょう。
では英語習得に役に立つパターンをまとめましょう。
このやや不自然な日本語訳なら、英語習得に役に立ちます。イスとシャチほど違う日本語と英語です。不自然な日本語になるのが当然です。それを自然な日本語なんぞにするから、英語習得できなくなるのです。
ネイティブの心に浮かぶ定番パターン
for 人 to 王権停止
があるこちらが、大差の判定勝ちで勝利です。
それでは今回はこれにて。
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