ミトミの 英語習得不可能の大混乱の発生原因だ、現行英文法の動作と状態の判別

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は多くの方々に読まれている参考書の、ある解説について、ワーグナーミトミの論考を公開します。ワーグナーミトミは伝統の価値を否定しません、もちろん。ただ現状の打破、進歩に貢献していない伝統を、そのままにしておくことはしません。

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コレが天界における最大の謎。惑星の逆行だ。人類は逆行の原因を解明することは諦め、せめて計算は可能にしようと努め、その結果、理論は複雑化し、用いられる仮説も増えた。すべては惑星が前にだけ進んでくれないからだ。ーでも実際は違ったんだ。(注1)

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そう、実際は違ったのです。従来の英文法研究において理論が複雑化してしまった、英語学習者の英語習得を阻む最大の謎、分詞、その真の姿をワーグナーミトミが解明しています。エピソード908スタートです。

平常心、いつものように淡々と英語学習してるサトル君です。

平常心がなくなったようです。

どうやら参考書(注2)を見ていて、平常心がなくったようです。動作と状態?

動作と状態の区別をつけてるのですか?

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<be + 現在分詞>:進行形を作る。

動作を表す場合は、もっぱら動詞として働く。

The ice on the pond is beginning to melt.

(池の氷が解け始めた)(注3)

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これは分詞の解説ですな。beginning を動詞にしています。これが現行英文法です。

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状態を表す場合は、形容詞的性格も見られる。

The panda was sleeping. (パンダは眠っていた)

*The panda was asleep. としても同じような意味を表すことができる。(注4)

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このあと

動作が完了した結果としての状態(注4)

もでてきますが、ここまでにします。

動作と状態の区別ですか。

これは動作なので、この running は動詞として働いているのでしょう。

おわっと、そうです、これですこれ。

走ってる状態

と感じる人も出てきます。

このケースだと

両方とも同じなので、これは形容詞的性格があることになります。

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分詞は、動詞と形容詞の性質を分かち持っていることから名づけられたもので、形容詞としての役割は重要である。(注5)

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動詞としての役割、形容詞としての役割、があり、その判別として

動作と状態の判別

が大切なのですか。

しかし

これはどっちなんでしょう?

動作?状態?の判別が大変です。

 

うーん、これは?

とも言えちゃいます。

くくく、これはどっちなんだー。

動作状態どっちだ論争が巻き起こります。これをいちいちやっていくんですか?動作と状態を区別しようとすれば、この混迷の事態に陥ります。これが現行の英文法です。

ワーグナーミトミ英文法ではもうこれだけ。

 

動詞(王)なのは is だけです。

ing ついたらもう動詞(王)ではありません。例外なし、いつもです。シンプル!

もう形容詞です。

動作で動詞、状態で形容詞

なんて動作と状態の判別で混乱させることなしです。

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どちらがより単純(シンプル)か、わかるだろ?(注6)

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それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。-地球の運動についてー」第2集 魚豊 小学館 2021年 P144

(注2)「ロイヤル英文法」改訂新版 綿貫陽 宮川幸久 須貝猛敏 高松尚弘 旺文社

(注3)同書 P510

(注4)同書 同ページ

(注5)同書 P511

(注6)「チ。-地球の運動についてー」 第2集 魚豊 小学館 2021年 P151

 

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