みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は多くの英語学習者を惑わせている、助動詞と現在完了形の合体がエピソードテーマです。このテーマが英語学習者を惑わせる理由は、助動詞と合体すると現在完了形のテイストが、現在完了形のものではなくなってしまう点です。日本人は現在完了形のテイストを理解するのにかなり苦労します。その苦労して習得した現在完了形のテイストを、助動詞との合体バージョンで壊されるのだからたまりません。でもたまらないと嘆いてばかりいても、英語学習が先へ進みません。嘆きから英語習得前進へと向かうエピソード494スタートです。
本日も英語に熱中してるサトル君です。
これが見てる文ですか。
基本通りの have 3(過去分詞) の文です。
これまで住んできている
という have 3 テイストです。
お、もうひとつ文が出てきました。こちらは
must have 3
になっています。
サトル君、うなっています。
そうです、have 3 は過去ではありません。
そこですか!そうです、must have 3 のテイストは
~だったに違いない
で過去なのです。
混乱させていてはまずいです。混乱しないように、きちんと整理しておきましょう。
have 3 は ~してきている
というテイストで過去ではありません。ところが
must have 3 は過去です。
may have 3 と might have 3 のテイストは過去です。
could have 3 のテイストは過去です。
cannot have 3 のテイストは過去です。
should have 3 のテイストは過去です。
should not have 3 のテイストも過去です。ということで
助動詞 have 3
はことごとく過去テイストになってしまいます。もう本来の have 3 とは別テイストです。やはりネイティブが
助動詞の直後は何が何でも原形
ということにこだわり、何が何でも妥協しないことに原因があります。
must lived , must was, must ate
などを何が何でも認めないので、過去テイストを出すには
must have lived, must have been, must have eaten
とする以外に手がないのです。日本人はネイティブのやることを変える権限はないので、受け入れて吸収していきましょう。
それでは今回はこれにて。
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