みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は難関校受験対策授業の最中に起きた、まあよく起こるケースをエピソードテーマにお届けします。このよく起こるケース、通常なら気にもされずスルーされるでしょう。しかしそこは英文法の鬼神、ワーグナーミトミは違います。そこにある重大案件を見逃しません。この重大文法事項を見逃さないワーグナーミトミの執念が、これまで謎だったケースの解明につながりました。ではミスがきっかけの新発見、エピソード836スタートです。
おやおや、今日も英語学習してますね、サトル君。
これが見てる文ですか。
results 結果
knee ひざ
というテイストです。
なんだなんだ?通りすがりのあんちゃん、突進してきたぞ。
え、そうなんですか?
こりゃ本来の英語ネイティブ文ではないと。
ほう、of があったのに、生徒が音読でその of を読み飛ばしたのですな。
その of 読み飛ばしバージョンの文構造です。
have 動詞(王)
took 関係代名詞透明バージョンで動詞停止(王権停止)
という文構造のようですが。
そうでした、そこでした、重要なのは!この重要なことが
日本語に訳す
英語学習なんぞしていては、生涯わからないのです。これこそ生涯英語初心者のままになる原因です。関係代名詞の後ろが
I took your knee.
になっています。これは
I like fish.
と同じ他動詞完全文(英語ネイティブOK文)です。関係代名詞の文が、英語ネイティブの心に浮かぶプロセスは
I liked the fish you caught the fish.
I liked the fish the fish you caught.
I liked the fish which you caught.
となります。which の後ろは
you caught
です。
you caught fish
ではありません。英語学習とは、英語ネイティブが
意識ぜず本能でしている
英文形成過程を知ることです。日本語訳なんぞではありません。
では of を読み飛ばしていない、正しい英語ネイティブ文を見てみましょう。
これがスタート文です。
名詞 of 名詞
のケースでした。ただ珍しいのは、参考書に記載されているのは
名詞 of 名詞
の of の後ろの名詞が、前にある同じ名詞(先行詞)と同じ名詞である場合です。
I know the house Myumi likes the color of the house.
のように。
この文では
名詞 of 名詞 の of の前の名詞が、前にある同じ名詞(先行詞)と同じ名詞である点です。こりゃ珍しいケースです。
同じ名詞が合体しました。関係代名詞への変身準備です。
変身して動詞停止力(王権停止力)発動です。動詞(王)は have ひとつだけになりました。これにてOKです。
which が透明バージョンになりました。透明バージョンでも動詞停止力(王権停止力)は発動しています。動詞(王)は have ひとつだけです。OKです。
名詞 of 名詞
の of の前の名詞が、その前の名詞(先行詞)と同じ場合に英語ネイティブはどうしているのか?の謎が解明されました。もとはと言えばワーグナーミトミの生徒が of を読み飛ばしたことがきっかけでしたが、貴重な発見につながりました。
えらく興奮してますな。
ええ、そこまで言いますか。落ち着きましょう。
それでは今回はこれにて。
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